授業(お遍路コミュニケーション)

2015年5月 9日 (土)

1番→二泊バス送迎→遍路ころがし→建治寺滝修行

20150502朝5時、滝修行、般若心経3回。1-2回目は、読経が途切れるが、3回目からは体が慣れるのか、途絶えることなく読経。
 次番を待つ、日本みち研究所理事長:筑波大学 石田先生
女性も含めた有志の学生も参加。

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2014年4月13日 (日)

熱い受講希望と就職活動

14日、能勢電まちコミュニケーション、15日(豊中で)、16日(吹田で)、授業のオリエンテーションをする。次のような問い合わせをいただいた。
 私の授業が、そんな熱い思いを起こしていることに感動した。できるだけ配慮せねばいけない。
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森栗先生
 こんにちは。ご無沙汰しております。
人間科学部4年□□と申します。
授業説明会への参加に関して、ご相談があります。
 交流システム実践論Bを以前から履修したいと思っており、今学期で受講させていただく予定だったのですが、就職活動で東京におり、火曜日および水曜日の説明会に、参加できなくなってしまいました。
 説明会への参加が必須とのことですが、どうしても諦め切れずご連絡させていただいた次第です。
 私は2010年入学の5年生で、昨年度の参加者であるYさん、YMさんと同期にあたります。「お遍路に参加してほんとうによかった、今の職業観の元にもなった」という話を聞き、是が非でも今年のラストチャンスで参加したいのです。
 去年はCSCDのT先生と一緒に適性技術についても学んでおり、四国八十八ヶ所巡りそのものを一度、学生のうちに同じ視点を持った仲間と、成し遂げてみたいという想いも強く持っています。
 就職活動の方も何とか日をずらせないかと鋭意調整中です。別日程で直接先生の元に伺うなどで説明会の代替を持てないか、ご検討いただけないでしょうか。 ご無理を言っているのは承知です。 何卒、ご検討、よろしくお願いいたします。
お返事お待ちしております。
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【返信】
□□ 様
  森栗@東京 です
熱いメールありがとう。
就職活動、大変ですが、この熱い魂、あきらめない気力で、きっと乗り切れるでしょう。
嬉しいです。
 添付参照、参加意向票を書いて、以下のなかで都合がつくときに、豊中ですがご足労ください。(略)4月22日の春組の事前学習も、複数候補(25日夕方しか私の時間がありません)も仕方ないですね。
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他の方も、多少なりとも考慮します。メールください。
また、ほかの授業、交通や八尾も考慮下さい。第2期(10月~)の授業も検討ください。

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2013年10月 7日 (月)

研究室閉じこもりが息苦しく、自転車お遍路一周をした基礎工院生N君

昨12月、基礎工N君は、ちゃらいことは嫌だと、冬遍路を受けた。受講生1名。
夜行バスで窪川駅を6時に降り、約束の札所寺に行くと読経中。寒い冬の朝、待っていると、6時過ぎ、お勤めを終えた森栗、西川教授が現れ、「ゴメン、朝飯、ない」と歩き出す。
 寒いので一生懸命歩く。すると、両教授が足を患う。冬の朝、準備体操もせず一生懸命歩き出せば、痛めるのは当然。
 這う這うの体で、民宿久百々に入った。あのときの、老人二人の介護をしていたN君が、自転車でお遍路一周をしてきたと、報告に来た。
http://morikuri.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/3637-e6e8.html
 実は、就職も決まり、毎日、研究室で実験をしていると、理論的にはできるかもしれない計算、実際は大量の資金が必要だったり、長時間のトライアンドエラーが要ったり、をやっていると、何をやっているのかだんだんかわからなくなり、また、意味の見えない計算をやっているなかで、だんだん人格が歪んでいくのが見えてきた。
 こういうときは、海外放浪かお遍路だが、冬遍路の経験があったので、自転車で廻った。昼は、必ず大衆食堂に入り、いろんな人と交流した。多様な暮らしや、いろんな遍路をする凄い若者に出会った。
 お遍路は、歩いただけ進む、目標は札所という、単純だけど厳しい構造。そのなかで、徐々についていく体力、他人の人生観を聞く中で豊かになっていくコミュニケーション力、生きる実感を体感できた。
 という。

そうか!
お遍路は、やっぱり、大学院の授業なんだ。考え、悩む、専門家のための授業なのだ。
 地域交通まちコミの授業も同様。現場に学生を連れて行こうと思っている。現場に行ってきた人の話を聞こうと思う。
本日、社会人3名(他大学院生、交通事業者、国交省職員)、文学2名、外国語2名、人間科学1名、国際公共政策2名、理学1名、情報1名、工学7名
 まちづくり、コミュニケーションに関心のある、多様な学生が集まってくれて、感激。
 大学の中に閉じ籠っている先生には、どんな意味があるのか理解できないだろうが、学生はしっかりと、この授業の意味を理解している。ブログを、どんどん見ているようだ。
 次回からでも履修、許可。『コミュニティ交通のつくり方』を配布します。著者割1500円を用意のこと。なお、火曜、金曜は確実におりますので、11日以降、研究室にお越しいただいてもOK.。森栗研究室が不在の時は、412寄付講座研究室へ

 なお、9日 13:30- JR住吉 くるくるバス見学。18:30阪急中津駅 ラウンド大阪。 17日17;00- お遍路アプリ(国際公共政策研究科) 18日 妙見口駅9:51 妙見口ー黒川 道路整備現地視察
 関心のある方は、辻助教 <tsujih◎gmail.com>◎は@に変えて まで

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2013年9月28日 (土)

【秋遍路】イノベーションは、歩きコミュニケーションのなかから生まれる

17ー20日秋遍路授業足摺岬。四万十川の大師堂で語り合い。
Image_3水浴び(浴びたくなったら入ろうよ)Image_2
21-22日、東京で仕事。北海道集落維持を検討。
22ー23日 ワークショップ設計論(中之島センター:神戸まちづくりWS研究会の先生方、ありがとう)
24-27日、追加遍路授業(松山ー四国中央市三角寺)。横峰遍路道で道に迷う。道案内の高齢者が、手書き地図を示して説明してくれる。(いつも迷子が出るのだろう)20130998jpg

27日 宿泊した新長谷寺住職の丁寧な密教解説に耳を傾け、9時発。えらいこっちゃ!三角寺12時前着。13時のバスに間に合うか? 納経を済ませて、学生と急いで下山。「迷わなかったら10分前に到着できるね」と、グーグルマップをみて語り合っていたら、山道に迷う。「登ってきた道と違う!」。が、何とか下山。急いで三島川之江ICに向かう。12:52、バス停到着。と同時に13:00発阪神バスが現れる。あまりのジャストタイムに、皆、苦笑。
森栗「おかげ、おかげ」

お遍路宿坊で、同道いただいているCSCDの西川教授、宮本助教と議論
▼単に歩くのではなく、個々の研究している大学院の専門を拡張させる、進化させる、研究レポートを提出したい学生のみを公募し、その目的でお遍路体験するのが良いのではないか。
◆グーグルマップを活用した歩き遍路のアプリを作るプロジェクトに関心のある学生を集め、ナビタイム・駅すぱーと、全国街道協議会、国交省と連携をもってすすめる。
 という方向性が、議論された。

一部の専攻では、こうした大学院共通科目について「そんな授業はどんな意味があるのか」「専攻の授業をきちっととりなさい」と指導されているそうだ。
 意味が最初からわかっているようなことばかりしていては、イノベーションはできんよなあ?ショボイ研究者、教師もおるんもんやなあと寒心するものの、
 それはさておき、来年は、「どんな人にでもわかるように」上記のプロジェクトをベースとして、以下の説明をつけてすすめることにした。

■概説 お遍路とは、単なる巡礼ではなく、お接待文化の中での出会いシステムであり、人や風土に出会いコミュニケーション力を養うことができる。のみならず、遍路道の景観デザイン、途上の道路、バスや鉄道などの交通システム不備・欠落を発見できたり、遍路道保存協会のサイン表示の見事さを体験できたり、皆伐や耕作放棄など生態破壊や農業問題にふれることができたり、山頭火・子規など遍路文学の場に出会えたり、さらには、津波・災害時のリスク対応の地域状況を観測できたり、多様な現場フィールドワークの可能性が点在している。
■大学院生が遍路を受講する意味
1)日本的コミュニケーション(お接待)の代表で、世界遺産が議論されているお遍路を若い時に体験したい。コミュニケーション力は、就職活動に必須。
2)早寝早起朝ごはん規則正しい生活・身体運動により、心身をリフレッシュし、新たな観点で専門の研究を促進したい。
3)他分野との交流により、異なる発想法を知り、臨機応変力、研究の発想力、社会での応用力を身につけておきたい。
■交流システム論授業には、次の2つのコースを設定する。
①オープンプロジェクトベースドラーニング(PBL). 自分でお遍路に関するプロジェクトを作り、実地体験して、レポートをまとめる。 多専攻の学生による体験実践型発見学習 により、多様な発見手法を相互学習する
②お遍路地図アプリ造り…グーグルマップのUP,DOWNを活用して、遍路地図を入れ込み、外国語対応も考慮した、またリスクマネージメントを考慮した、アプリを作り、それを販売する学内ベンチャーを、プロバイダー、国交省と連携して模索する。
※ゆえに、単に4日間とって、お遍路に行くだけの授業ではない。宗教教育でもない。研究人材育成プログラムであり、それ自体、新たなアプリ開発のエンジニアリングビジネスを狙うものである。価値があるかどうかは、学内の評価のみならず、PBLやアプリが、社会的にどう評価されるかによる。

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2013年5月 7日 (火)

iPadを路上に置き忘れる森栗と、それを拾うスギヤマッチ

Ipad 高速中年、石田先生@筑波大と森栗、それに法学部生と人類学学生は、須崎市内を鉄道でパスして、安和駅で下車し、焼坂越えで土佐久礼をめざした。調子よく飲料を飲んでいたら、いきなり安和駅。あわてて、リュック、それに山谷袋(ずた袋)08242239_4e54ff1fe6f3d、オッと忘れちゃいけない大切なiPadを手に下車。ところが、駅から焼坂への道がわからない。先達としては恰好が悪い。あわてて、袋のなかの地図を探そうとして、iPadを階段の路上に置いた(ようだ)。気持ち良く2時間ほど歩いて気づいた。「ない」「iPadがない。まあ、エーか。新しいのを買おう」と悔し紛れ。諦めたが、諦めきれない下り道、電話が入った。薬学の女学生だ。「先生、iPad落ちてました」「エー。Aさんの声が観音様に見える」(と、意味不明の発言)。とまどう女学生。「いえ、あの、安和駅で路上から拾ったのはスギヤマッチ(経済学部)でして」
 その得意げな太平洋をバックにした記念写真が、冒頭である。
 人はあせると、ミスを犯す。えー恰好しようとしてミスを犯す。いや、私個人の弱点でもある。いつも同じ間違いをする。なかなか治らない。しかし、この広い四国で、同じお遍路仲間の学生が助けてくれる偶然とは。感謝。感謝。
 昨日あった人と、また偶然に再開したり、お遍路では多様な出会いがある。苦しい道のり、長い道のりのなかで、遍路は美しい風土に出会い、お接待の志に出会う。そうして、人は人と助け合うものだと、しみじみ思う。
 スギヤマッチは、事後の感想文のなかで以下のように告白する。

専門性の高い修士の先輩方とまともな会話をすることができ(略)主体的に楽しんで、お遍路の厳しい道のりで自分のことについて改めて考え、自然の中に身を置くことで社会や世界のことを考え、人との出会いから他己分析をすることが出来た。(略)
 今回、お遍路に参加することで「私にとっての自分」「自分にとっての社会」「他者からみた自分」ということを深く考えることができた。しかし、課題は山積みである。結局私は「自分」本位でしか物事を考えることができていない。もっと視野を広げて、もっと俯瞰的に物事を考えられるようになりたい。そのためにも、様々な経験を積み、人生の節目節目でもう一度お遍路をまわりたい。

いや、スギヤマッチ。あんたは、この4日間で自分の成長を自分で実感したよね。毎日の感想WSを聞いていて、私はあなたの成長を知っている。
 俺にとっては、アンタはお大師さんや。真言宗では、相互の人格の中に仏性を発見することこそが、修行の第一。あんたは、十分、その入り口に立っているようだ。
 iPadを拾ってもらった私には、確かにそう見える。




 

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【2013年春遍路】遍路に出れば学生は4日で成長するの巻

阪大お遍路授業花組高知春遍路
今年は60人の受講希望。CSCD同僚も協力してくれるので、弘法大師の指導に従い、全員受入。花組(5/3-6)、月組(9月)、雪組(12/25-29)、星組(追加公演9月)各15人となった。
 今年の春は高知行のバス予約できないままオリエンテーション。帰りを至急とれ!夜行は空いてる!行は、奥の手、神戸港25時集合、ジャンボフェリーで高松、5:20駅前うどん屋、6:08発、坂出、琴平乗換、阿波池田。阿波池田で1時間乗換待ち、うだつの町並みに行くと、かつての刻み煙草の工場問屋。その1軒に「蔦文也」の表札。あの池田高校やまびこ打線の蔦監督の実家。専売公社に変わって、みな補償金をもらったとか。大歩危小歩危を車内から見て高知へ。ここで、石田先生@筑波大学・土木計画 が合流。学生13名、教員3名+TA+石田先生となった。ひろめ市場で昼食。13:34発で伊野駅へ。ドラゴンバスに乗り換え、須崎市民公園バス停からショッピングセンター内を越え、まっすぎ北に35番清瀧寺。体力見極め、途中折り返しを奨励。遍路の目的は札所にあらず。歩きの出会いにあり。ドラゴンバスで竜へ。第36番青龍寺を経て奥の院の横の国民宿舎土佐。極めて食事がおいしい。学生には良いものを食べさせねば。世界中を旅した支配人のお話を伺う。宇佐善根宿で記念写真を撮り、浦ノ内湾巡航船臨時便。須崎市企画課長が直々にご説明。仏坂を越えて須崎市を個々に歩く。早足組は、石田先生、森栗先生のデッドヒートで一気に焼坂を越えて土佐久礼。学生は安和駅の海岸で石投げなど。4日は岩本寺に宿泊するが、岩本寺さんからお接待をいただく。恐縮だが、若者への期待と学生に伝え、5日の宿「酒の国共和国高知YH」の酒を楽しむ。5日は、影野の光る羊歯、そえみみず遍路道or大坂越を下り土佐久礼。大正町市場を楽しみ、かつお藁焼やかつお処理を見学しつつ、安和まで歩く。5日夕は、安岡氏@森栗同窓、元馬路村小学校長の、観光の説明に耳を傾ける。6日は、第30番善楽寺から竹林寺、禅師峰寺、一部は桂浜まで歩いた。
 石田先生によれば、毎夕の自己紹介、意見交換で、徐々に学生の声が大きくなっているという。発言内容も、個人的なことから仲間や地域のこと、自分の内面分析と深く広くなっている。専門家の優秀な学生だが、お遍路で鍛えられたようだ。
 少し迷いがあった法学M2の学生が、帰りのバス停で別れ際、強く握手してくれたことが嬉しい。良い眼をしていた。自信を持って元気に霞ヶ関で活躍してくれることだろう。

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2013年5月 2日 (木)

【春遍路授業連絡】

本日、ジャンボフェリー利用の方は、23時より、森栗が神戸港乗り場におりますので、4人集まり次第、4枚回数券を買ってもらうよう指示します。通常1800円のところが、1450円になります。高松→高知は JR普通で四国山脈を抜ける予定。

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2013年4月18日 (木)

阪大お遍路授業がNHKおはよう日本で放送されます

[訂正]午前7:30 頃 丸の内の出開帳とからめて、サイド事例として写真が出ます。
6時台はない。ただし、大きな事件があったら、とびます。

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2013年4月11日 (木)

【4/13修正履修案内】交通コミ勧誘、お遍路事後宿題・参考書追加!

最近の阪大生は元気で意欲的。大粒になってきた。さあ、挑戦せよ。飛躍せよ。CSCD科目で!

■地域交通コミュニケーション(能勢電)は、15日10:30スチュデントコモン2階(CSCD)に、能勢電専務、大阪地下鉄職員、大阪のコミュニティアーティストがこられます。国交省を受けるという学生や、アートのまちづくりをめざす学生、自転車に関心のある若者が集まっています。お遍路やWSを受講する人は、交通コミも・・・。月曜の朝は・・・という人も、だからこそ受講して生活のリズムをつくりましょう。能勢電無料(調査のため)、阪急川西能勢口ー石橋回数券、バーベキューなど特典あり。秘湯も行く予定。
■観光まちづくり実践論(越中八尾)(定員8名)は、すでに17名(院生7名)です。学部、院生に関係なく、観光とまちづくり、地域活性化のフィールドワークと繁華街でのプレゼンに参加する覚悟のある人を、専攻バランス等を考慮し、選考します。

※CSCDは基本、大学院共通科目で社学連系をしています。ゆえに
■交流システム論(お遍路)は、すでに61人。当初予定を、増やし、春15、秋15、冬15とする覚悟をした。大学院生を優先します。また、事後の宿題を課すことにした。その参考書は『コミュニティ交通のつくり方』1800円。今から町の図書館に購入希望を書くとか、買うとか。
 課題も新たに課されますので、強い履修要望の無い学部生は、履修登録を遠慮ください。その場合、成績記録上、KOANから削除するほうが、あなたにとってリスクが少ない。
 春遍路は希望者が多い。秋、冬をお奨めします。オリエンテーションで受講の動機を書いていただき、専攻バランス等を考慮して、後日、ご案内します。
 ※お遍路事後課題・・・歩きを実践してみると、世の中が便利なクルマ中心になっており、歩くことは、少数者、みじめな思いをする。しかし、お遍路で歩くことを支援する、ドラゴンバスやローカル鉄道、巡航船、交通情報駅スパートやグーグルマップを使ってみると、歩くコミュニケーションを支援するツールがわが国には豊富にあることがわかる。そうした視点から、お遍路に関する歩きを分析する事後感想を、参考書を引用した形で求める。
■まちづくりワークショップ入門は、20名です。オリエンテーションで、参加理由・意思を書いてもらい、それにより専攻バランス等を考慮して選考する。大学院優先。
※選考の結果は、担当より24日までにはお知らせします。メールでのご案内をもって、履修許可とします。非許可の者には通知がありません。

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2013年2月28日 (木)

まちコミュニケーション研究室の中期目標(2013-2016年)

3月1日、新著『コミュニティ交通のつくりかた』1890円(学芸出版社)が発売される。
本来は皆様にお送りしたいのですが、初刷は稿料がない。厳しい!
 でも、以下のように、いろんな仲間に書いてもらい、ひたちなか海浜鉄道の吉田社長やタクシーの運転手・社長にコラムを書いてもらった。とても、読み応えがある。
 書いてみてびっくりした。これって、民俗学? 工学や経営学ではこんな編集にはならない。
 呑み屋に行くのを1回控えて、ぜひ、近所の本屋さんで探してみてください。どうしても2刷に持っていきたい。2刷になれば印税が出るので、それを資金に、首都圏でシンポジュームをしようと思っています。どうか、よろしく願います友人に奨めてください。図書館で購入希望に書いてください。
 1995年の震災からまちづくりのコミュニケーションに舵を切り、民俗学を放棄した。学会も仲間も、そして私を理解する出版社も失った。そのなかで、専門性を問われてきた。「エセ専門家」と何度、陰に、面当向かって罵倒されたことだろう(今も)。しかし、この孤独の道は、多くの現場や行政・コンサルの理解者、心ある工学研究者のおかげで、交通というコミュニケーション手段を通じて、やっとまとめることができた。苦節18年といっても、心の底では、過言でないと思っている。
 その結果わかったことは、現場で本当に必要なことには、必ず仲間が理解者が現れるということだ。今後も、いろんな人々と共同で地域に奉仕する研究をすすめたい。それを政策化、法制化したい。これを機に、研究室のプロジェクトと工程を宣言する。
■目標年度 課題名(著作名)
 2013  
コミュニティ交通のつくり方(まち交通コミ授業、同志と)
 2014  
コンパクトシティ富山の展望(CSCD学内同僚・京大同志と、シンポ、外部資金)
 2014  
まちづくりワークショップ入門(神戸まちづくりWS研究会と)
 2014  
阪大お遍路授業(ワンダーコミュニケーション、CSCD同僚と)
 2015  
かしこいクルマの使い方(月刊誌連載中)
 2015  
越中八尾おわらまちづくり(CSCD同僚・八尾おわら保存会と、富山県、総務省?)
 2015  
能勢電鉄101周年(まち交通コミ授業、CSCD同僚・能勢電と)
 2016  
大阪市政改革(連携先、プロジェクト未定)
 ―  
ヒューマンコミュニケーション(CSCD・学内同僚と、ヒューマンコミュニケーション基礎学会)

●目次『コミュニティ交通のnot「作り方」but「創り方」』
 モード作りと違う。まちの暮らしを育てるのだ。創造するのだ。 
はじめに 負けない地域をつくる                     (森栗)
序章 なぜ、今、コミュニティ交通を協働でつくらねばならないのか(森栗)
 1 民間による交通資本整備の日本近代史
 2 1ブロック1バス会社独占提供の課題
 3 地域公共交通計画と大阪市交通局民営化
第1章 住吉台くるくるバス──都市住民が主体           (森栗)
 1 現場の声をビジョンにまとめる
 2 住民・行政・事業者の協働・役割分担
 3 工程表と評価・工程管理
 4 広報、ネットワークの手法
 5 7年目の住吉台~六甲山麓に広がるバス誘致
第2章 淡路島・長沢ミニバス─過疎化地域住民が主体(大阪大:猪井博登)
 1 全戸が年間1万円を拠出するミニバス
 2 ミニバスのしくみ
 3 住民はどう考えているのか
 4 バス運行にはどんな効果があったのか

 5 住民が運営するコミュニティ交通のつくりかた
〈森栗コラム〉協働してバスを走らす村と電気自動車とタクシーのシェア
第3章 山口市市民交通計画─住民と事業者・行政協働(山口市:時安洋)
 1 「市民交通計画」ができるまで
 2 交通政策の柱をつくる
  〈コラム〉タクシー事業者の声/市民の声/運転手の声
 3 地域における交通全体の充実を図る
〈森栗コラム〉山口市O地区でのできごと
〈森栗コラム〉山口市交通まちづくりが手本としたい日立市協定方式
第4章 京丹後・上限200円バス─事業者と行政の協働(野木秀康:京丹後市)
 1 論より便利、乗車行動こそ住民協働
 2 住民・行政の本気度が事業者も変える
 3 取組手順と成果
 4 ネットワークと今後の展開
〈森栗コラム〉北近畿タンゴ鉄道をどう考えれば良いか
第5章 当別町コミュニティバス─民間企業と行政の協働(北海道開発技術センター:大井元揮)
 1 当別町と交通事情
 2 官民共同によるバス運行
 3 実証実験の実施

 4 利用促進策の実施
 5 利用者数および運行収入の推移
〈森栗コラム〉あるもの全部使わねば、北海道は守れない
第6章 RACDA高岡──市民団体の主導      (RACDA高岡:大井俊樹)
 1 RACDA高岡の考え方と取り組み
 2 万葉線存続運動
 3 市民協働事業によるコミュニティバス活性化支援
 4 地域交通に関する諸課題と市民意識
〈コラム 会員の声〉私が行動しなければ、という危機感
〈コラム 会員の声〉活動は人がつながり、ひろがる
 5 ひろがる公共交通市民活動ネットワーク
 7 公共交通に対する市民意識の変革に向けて

⇒和歌山電鉄、三岐鉄道北勢線、福井 みんなRACDAが絡んでいた。その手本が岡山RACDA
〈コラム 会員ひたちなか海浜鉄道吉田社長〉鉄道マンの意識が変わった~そして社会が変わった
おわりに 地域を守る知恵を活かせ          (森栗)

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