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2018年4月 4日 (水)

小林重敬編著『最新 エリアマネジメント』

大阪大学としてエリアマネジメントをせねばならないかもしれない。そこで、小林重敬編著『最新 エリアマネジメント』(学芸出版、2015年)を読んだ。

エリアマネジメントの肝は、ニクラス・ルーマンがいう「信頼」である。信頼とは「期待される将来の事象のために、それ以外の事象の可能性を制限して行動するというリスクを引き受けること」という。(p12)
→現状の日本の都市エリアは個別商売のパッチワークである。エリマネは難しい。
⇒その解決法は 互酬性である 
人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい(『マタイによる福音書』7章12節,『ルカによる福音書』6章31節)

だから合意形成
 民主主義としての(マイケル・サンデル) ではなく
 関係主体数の増加によりコスト増大、メリット低減。利益最大値(p178)= は妥協消極的
 了解可能性の高い仮説 森栗「共創まちづくりの仮説提案」『実践政策学』4-1(投稿中)哲学

大阪大学が取り組もうとしているエリアマネジメントとは、エリマネの5原則に則せば
▪️ビジョンを決める→人を育て町を育てる
▪️エリアを決める →自治体内の某都心
▪️誰がマネジメントを行うかを決める
             →人育ては大阪大学が行う。建設ーリノベは、権利者の実践会、TMO等
▪️何をマネジメントするか決める→共創対話の場(カフェ・研究会、PjBL、寄付講義)
▪️マネジメントの収入源を決める→大型申請 将来はコンソーシアムによる官民連携PJ

  エリマネの収入源を後から考えるのは難しい。開発案件なら先にコージェネレーション設備で地域発電・冷暖房管理にイニシャル投資し、それをランニングとして皆で返していく。投資には、ファイナンスを集めれば良い。(小林『最新エリアマネジメント』所収、村木美樹「環境エネルギーの視点から」p.p.182-187)⇒開発案件があるので、検討余地あり。

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