寄りあいワークショップ 山浦晴男『地域再生入門』
山浦晴男『地域再生入門』筑摩書房、2015年
中身は、相互評価型KJ法の図化によるわかちあい応用実践である。それをわざわざ「寄りあい」と表現するのは、
宮本常一『忘れられた日本人』の寄りあい を
・納得するまで話し合い
・誰かの意見が尊重されるのではなく平等に議論
に特色を見ている pp51-52 からである。
納得、平等の議論の結果、それを見える化すると、「みんなの思いは同じという安心感」とが生まれ、これが日本人の原動力となった p80 と見ている。
KJ法の手法は、情報の見える化とその結果としての安心感・納得感の相互作用であろう。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- COプレイス 立ち会議 働く(2019.03.03)
- 民俗学・内省のリスク(2018.04.16)
- 小林重敬編著『最新 エリアマネジメント』(2018.04.04)
- 公共圏と熟議民主主義,ハーバーマス(2017.12.20)
- 研究活用の政策学(2017.12.20)
最近のコメント