« 歩き遍路を授業として仲間と歩く意味(西川勝) | トップページ | 「分かち合い」の経済学 / 「分かち合い」と「やさしさ」の倫理学、コモンズ »

2016年5月17日 (火)

我がこと

■我がこと、自分ごと
・行政のモノ・カネ・セイド重視から、生活者によるヒト・クラシ・イノチ重視の価値観へ(p116、延藤安弘『「まち育て」を育む』東京大学出版会、2001年)
・日本新聞協会広告委員会「記憶のカギは‘自分ごと化’ドライバー」、2013年
・博報堂DYグループエンゲージメント研究会『「自分ごと」だと人は動く』ダイヤモンド社、2009年
・田中優子編著『そろそろ「社会運動」の話をしよう-他人ゴトから自分ゴトへ。社会を変えるための実践論』明石書店、2014年 学生の当事者性の育成から考える
・田村圭子編著『ワークショップでつくる防災戦略ー「参画」と「我がこと意識」で「合意形成」』日経BPコンサルティング、2015年
・久繁哲之介『商店街再生の罠:売りたいモノから、顧客がしたいコトへ』筑摩書房、2013年
雇用、農業、趣味から
・ことづくりがプロジェクトの成否の鍵となる。ことづくりのエッセンスは、人、モノ、カネ、そして知恵である。p11
 工業社会は、命令、コントロール、チェック だが、情報社会は、コミュニケーション、コラボレーションによるプロセス共有、コンプリヘンション(会得)に至る pp48-49(金安岩男『プロジェクト発想法―物・事・人のつくり方』中央公論新社、2002年)
  ⇒対話によることづくりの必要性

知り伝え話し合う(=対話)⇒自分事化:物語として紡ぐ(協働して)いくプロセス
田中尚人「小学校地域学習におけるシビックプライド涵養に関する実践的研究」『実践政策学』第2号、2016年

■我がことの「コト」とは何か?
・漢語の「物」は旧くから人間をも含めた「天地間に存在する一切のモノ」を表しp18
「事」は史かきゃくによって記述される与件ということに徴すれば・・・事象・事件・事態に庶いp19 モノは名詞類で表される与件 コトは論脈での文章で表される事態p31、事態は総じて間主観的=共同主観的な被媒介的存立態であるp255

|

« 歩き遍路を授業として仲間と歩く意味(西川勝) | トップページ | 「分かち合い」の経済学 / 「分かち合い」と「やさしさ」の倫理学、コモンズ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。