京都市歩道橋半数撤去と「歩くまち」条例
京都新聞「京都市の歩道橋、半数撤去へ」20150519
「車の通行のために歩行者に苦労をかける歩道橋は、『歩くまち』を目指す京都とは方向性が違う」(土木管理課)としている。市長がビジョンを持ち、条例を定めることで、町は変わる。町を変えるということは、制度改革も重要だが、一方でまちづくりの方針を打ちたて条例化して実行することではないか。基礎自治体の意味はそこにある。大阪は、これからが問われている。
そういえば、都構想で大役を果たされた某先生と、昔、神戸市加納町3交差点で、歩道橋を無視し「こんなもん、撤去してまえ」と肩組んで横断し、中央幹線の深夜のクルマを停めたことを思い出した。もう時効ですが・・・。闘争の彼も、こんな地道で優しいところがある。
京都のクルマより人を大切にする政策は、サルコジ政権のグリーンイノベーションと同様であり、観光のみならず、京都のソフト産業(ワコール、島津、村田、オムロン、タキイ、任天堂、ユアサ、堀場、ローム、京セラ)を支える。
これからの神戸、大阪はどうするのか。そろそろ、考え直さねばならないのではないか。 住民投票の結果は、大阪の誇りを残して、変えてくれよということではなかったか。
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