お遍路のインバウンド観光、
にし阿波インバウンドフォーラム」(徳島県)で、エラリー・ジャンクリストフ(DOUBLET社、翻訳者)、松山良一(日本政府観光局JINTO理事長)、川瀧弘之(国交省観光庁観光地域振興課長)、清水慎一(観光地域づくりプラットフォーム推進機構会長)、らのお話を伺った。そのメモ
■フィーチャーブランド社 国家ブランド指数(2014-15)ランキング
・総合ブランド では、日本、スイス、ドイツ、スウェーデン、カナダ、ノルウェー、米国、豪州、デンマーク、オーストリア
・観光ブランド では、イタリア、日本、米国、カナダ、豪州、フランス、ニュージーランド、スイス、ドイツ、オーストリア
ところが
・世界経済フォーラム(WEF)旅行・観光競争力指数(2013)ランキング では
スイス、オーストリア、スペイン、英国、米国、フランス、カナダ、スウェーデン、シンガポール、豪州、ニュージーランド、オランダ、日本14位(これでも2011年22位から8ランクアップ)
・外国人訪問者数 フランス8473万人(6600万の人口で)、以下、米国6977万人、スペイン6066万人、中国5569万人、イタリア4770万人、以下、対、マレーシア、香港、マカオ、韓国、シンガポール・・・日本27位1036万人
フランスを基準にすれば、2020年までに2000万人のインバウンドではなく、1億人のインバウンド客にせねばならない。
■観光の名目GDP構成比は5%24兆円(H24)=建設業6%27兆円
雇用誘発効果399万人 全就業者の6.2%(H24)
国内旅行消費額のインバウンド比率 6%(日本)⇒しかし、フランス34%、英国17% 韓国47%
■四国に関して "National Geographic Traveler” 2012,1 四国特集 Japan’s Past Perfect
GeoEx社 Don George “Journey through Ancient Japan”
Mountain Hiking Holidays社“Hiking Temple to Temple in the Lost Japan”
ex.特定の資源を結んだ観光ルート ロマンチック街道=復興ドイツの戦略
だったら、四国はお遍路のDNAやろう!
外国人目線によるインバウンド=そこにしかない、行かないとわからない お接待
インバウンドの絞込み お遍路!
広域連携:ワンストップサービス、 お遍路インバウンドのプラットフォームが必要だ
インバウンドのための不安の解消=WiFiスポット、二次交通情報・高速バス整備、多言語サイト(SNS)、レンタカー活用・ガイド
⇒これらは、以前から私が言ってきた事。誰がやるのか、川瀧さんの言葉で言えば、お遍路のインバウンドは必然。逃げられない。誰が、腹をくくってするかだ。
▼エラリー・ジャンクリストフさんのすばらしい指摘「ニューヨークタイムス 世界50の観光地 で、四国遍路「弘法大師1200年祭がすんだ。今年から、ゆっくりまわれる」
Shikoku pilgrimage to temple to temple in the Lost Japan さて、誰が覚悟を決められるか?
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