会所を置いて、「まち」と「みち」の間に縁側を作りたい
道路は、談合だとか、政治道路で財政破綻を招いているとか、国民に良く思われていない 節がある。
道路政策で、唯一人気があるのは、「道の駅」とも、言われている。
「道の駅」は、建物施設というよりも、住民の成果物を持ち寄り、内部の人、外部の人が交流する拠点になっているところに意味がある。
だったら、道路の維持を住民にやらせようなんて、せこい施策に加担するのでは広がらない。住民が自らやりたくなる楽しい道路活用をしたほうが良い。
① 住民がまちやみちを議論する(寄合)の会所を作ろう。
② 住民が議論するのを、専門知識も備えてファシリテートする まちみち守(4箇所兼務)を置こう。寄合を合意へと導く、まちづくり・みち守りの火をともしたい。
・小学校空き教室、商店街空き店舗、公民館等を改装して まちみち会所を設置する。
・会所とみちとの接線には、いつでも議論のできる「まちの縁側」を置きたい。
・まちみち会所には、4箇所兼務のまちみち守(有給)を置く(週に1日は専門家が常駐し相談に応じる)。
・まちみち守は毎年更新し、10年間見届ける。
・過疎地で若者がまちみち守をするときは、同年齢役場職員程度の報酬を用意する。
・議論結果による、道路整備・道路維持・都市整備事業は別途考慮する。
来年度は、道路修景、道路安全、道路活用、および道路維持等を議論し、活動し、協働する地域を重点的に、無電柱化、または家屋裏側電柱移設、軒下配線などを行う。個人配電における個人負担もあるので、寄合でまちみち守のコーディネーションで議論して決めて欲しい。
あれっ? これって、完全に延藤安弘先生のパクリやないか?道路への応用やないか?
でも、延藤先生は、笑いながら「おー、えーやないか、えーやないか。もっとやれ」って、言ってくれると思う。
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