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2013年11月10日 (日)

高齢化率は問題か?出生率こそ大切ではないのか!

60歳代の82%が自らを高齢者とは思わない。国連は60歳から、高齢者と定義する。アンケートによれば、身体の自由が効きにくくなる、およそ70才くらいから高齢者と考えている。道路交通法は70歳以上を高齢者としている。
 だったら、75歳以上を高齢者と定義すれば、高齢化率は11.5%となる。何の問題もない。
 年金支給が65歳からだとしても、現在、年金支給を含めた月額収入が48万円以内なら、年金減額されない。みんな、地域で、しっかりコミュニティサービスの社会起業すれば、問題なし。無償のボランティアでも良い。
 高齢化で大変だといっている狼少年は、年金破綻と、医療費高騰に悩む、厚労省と財務省のみ。大変なんは最初からわかっている。手を打ってこなかった、厚労省と財務省、それを許した政治の無策ではないか。
 こうなった以上は、 65-75才を(経験知識を活かし、少ない報酬でも、年金があるからなんとか働ける「元気高齢者」)働き世代と呼び、75才以上を高齢者と定義する。
 つまり、
未成年
現役世代
働き世代
高齢者(75-85歳で元気で、社会に貢献できる人を元気高齢者と定義)
 もし、高齢化が問題だとしたたら、
元気で、年金もあって安定しているのに、社会に働きかける、社会に貢献する、社会起業する、リスクを背負う、気概ある65-75才が、少ないことではないか。立ち上がれ、団塊世代。うつむいて、グチグチ評論しとる暇ないやろ。目覚めよ、ジジイ!
 とはいえ、
現状の全国の高齢化率(h22)は、
第1位 秋田県  29.6%
第2位 島根県  29.1%
第3位 高知県  28.8%
第4位 山口県  28.0%
第5位 山形県  27.5%
第6位 和歌山県27.3%
第7位 岩手県  27.2%
第8位 徳島県  27.0%
  :
第44位 東京都 20.4%
第45位 愛知県 20.3%
第46位 神奈川県20.2%
第47位 沖縄県 17.4%
 そもそも現状の高齢化率のみをみて、大変だ、地域崩壊だといえるのか? 山本リンダが、あと3年後、あの美貌で(現状の定義では)高齢者に突入する時代に、吉永小百合が高齢者に数えられる時代に、65歳高齢化率がホンマに問題なのか?
 むしろ、地域維持を考えれば後期高齢化率が課題ではないか。
第1位 島根県 16.6%
第2位 秋田県 16.1%
第3位 高知県 15.6%
第4位 山形県 15.4%
  :
第43位 千葉県 9.0%
第44位 愛知県 8.9%
第45位 神奈川県8.8%
第46位 沖縄県 8.6%
第47位 埼玉県 8.2%
 確かに、島根、秋田、高知、山形は大変だが、
【?1】雇用の少ない沖縄が、なぜ高齢化率・後期高齢化率の低いのか。
【?2】すでに高齢化が完了した、島根、秋田、高知は、安心して高齢化社会の地域社会モデルを作ることができている。不安なのは、山口、和歌山ではないか。

  むしろ、出産率の低下が問題。 そこで、今度は、合計特殊出生率(h23)を探ってみると
第一位 沖縄県 1.86
第二位 宮崎県1.68
第三位 鹿児島県1.64
第四位 熊本県 1.62
第五位 島根県1.61
      佐賀県1.61
第七位 長崎県1.60
第八位 鳥取県1.58
第九位 福井県1.56
第九位 香川県1.56
 出生率は、女性の生み働きやすさともいえるが、将来への希望、安心コミュニティの証左ともいえる。出生率の上がらない都会こそが問題である。

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