津門川沿い遊歩道花壇で、協働とイヌバカが競争
津門川沿いの用水路を暗渠にして、遊歩道ができ、構築物を嫌がる市役所をまち協が説得して、花壇を作った。ただ、まち協は高齢者が多く、いう事は立派だが、動きにつながりにくい。仕方なく、私が真夏中、9つの花壇に毎朝、水をやってきた。出張中は、毎日、雨雲の動きが気になって仕方ない。
ところが、秋になる頃、奇妙な動きが出てきた。
マンションの近くとか、自分の家の前とか、気づいた人が、どうも水をやっている気配。
そのうち、「おはようございます」「ご苦労様」と、声をかけてくれる人が出てきた。サラリーマンは、意を決したように。老人は,退職者仲間と思って親しげに。
ある日、突如として、雑草を引いてくれる人が現れた。さらには、私の知らない間に、花を植える人が現れた。
それでも、犬が花壇に入って、花をなぎ倒すこともあった。何度もなぎ倒されたので、有刺鉄線を仕掛け、犬を二度と入れぬようにしてやろうとした。が、出張を終えて、花壇に水をやろうとしたら、有刺鉄線は全部、回収され、草花が植えられていた。
無言で「ここでは有刺鉄線はいけない」と諭されたような。まあ、そうでしょうね。
こうなったら、犬のなぎ倒すのが早いか、私が犬の小便の後に水をかけ臭いを消して花を植えるのが早いか、競争だ。
今日は雨が上がったあとの休日。犬を猫可愛がりし、犬にひきづられて、花壇に犬を引き入れても気づかぬイヌバカを、恫喝するため、川沿いに3回、計2時間、立っている。ブログを書きながら。
遊歩道をバイクで通過しようとして、大声で注意され不満そうなお婆さん。
「花壇に入るな」と恫喝され、逆に大声だと抗議し、結果、森栗にやり込められる叔母さん。
注意されて、無言で遊歩道から立ち去り、様子を見て戻り、再度、森栗の姿を見て逃げる中年。
森栗と、目を合わせただけで、犬を抱えて立ち去るミセス。
そして、大声で注意する私を、ニコニコ眺めるお爺さん。曰く、「最近、声を荒げる人がいなくなった。良いですね」と。
私の個人的まちへの思いが、葛藤しながら、徐々に拡がる。
これが、私発協働ではないだろうか。
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