震災体験修学旅行受入
7月2日、岩手大学附属中学校の体験学習として、4地区を神戸まちづくり研究所が受け入れた。私は、午前中、能勢電鉄へのヒアリングで学生を本社まで引率、12時3分、後をK講師にお願いして、13:30神戸市三宮から徒歩10分の磯上公園へ急ぐ。途中、携帯電話がなったが、車内なので断る。13時10分、三宮路上で電話を受ける。「もう現地に着きました。どうしましょう」
エーッ、旅行会社のずさんな計画のため、当惑。そういわれても、こっちも黙って1時間前から待ってるほど暇じゃない。地元の人も来ていない。仕方ないので、昼ごはんも食べてないが、走って磯上公園へ。
現地で電話して学生を誘導、陰に待機、トイレ指示。30分頃出てきた住民に引き合わせ、生徒の儀式の後、本日の手順と趣旨確認。事後、水道局担当の指示で、300トンタンクからの主導ポンプアップ、簡易水道組み立て、ビニールのリュック型水入れの体験など。事後、全体で質問問答。
立派な設備、一部住民の熱心な活動があっても、無関心住民が多く、どこまで効果があるか難しいという吐露も。住民活動も高齢化しているが、やるしかないという住民の声を生徒が聞く。
事後、1・17希望の明かりと慰霊碑を見学(旧居留地東遊園地)。語り部の方に話を伺い、事後、10人毎に4班にわけて、住民に災害と、それに対する人生感の変遷を伺う。
最後に、感謝の言葉があり、合唱が披露された。
最後は、バスまで住民が見送り。楽しい、交流だった。
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