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2013年7月17日 (水)

過疎村 雷鳥 木村監督

富山県の谷々の限界集落と山産物で栄えた山都、その芸能と祭礼、山の豊かさからの自律観光を、今年の授業の調査地としていた。ところが、私の思慮不足。地域の抱えている課題、定住者が減る、芸能神事の担い手、芸レベルの維持が厳しいという、地域住民の危機意識に思いが至らなかった故、トラブルが発生した。もはやこれまで、他の山村を当たって、授業をしようと考え、県とも相談しようと、新調査地の下調べも含んで、4日の出張を申請した。
ところが、対面してじっくりとはなしあってみると、住民の切羽詰まった思い、真摯な悩みに改めて気づき、己の思慮のなさを恥じた。すると、一気に、いろんなことが氷解し、積極的な調査が見込めることになった。
トラブルを、深い相互理解、地域の未来展望推進のエネルギーに、しなやかに転換してしまった。地域に生きる人々、自然と芸能と暮らしのなかでの逞しさを、教えていただいた。むつかしい課題だけに、自信はないが、一生懸命、考えようと思う。
ということで、県庁では、トラブルに対する深刻な対処課題はなく、今後の展望を楽しく話し合った。
さて、どっか別の調査地探査の必要もなくなり、突然、立山や‼ と、牛丼店で、思い至った。
駅前のビジネスホテル、安くはないが、綺麗でもなく、親切でもない。ナンジャイという怒りを抑え、泊まる。
朝、5:15起床。コンビニで朝食を買い、ロッカーに荷物を詰め、5:39発の急行で立山駅へ。
ケーブル、高原バスで室堂へ。ビジターセンターが、8時代からやっている。雷鳥の生態など、参考。9時から、ボランティアガイドの案内で、みくりが池、地獄谷、室堂など、見学。
ホテルの脇で、雌の雷鳥が6羽の雛を誘導中。昨日、今朝生まれたといい、雛は溝を渡れない。
人間が柵から入らず、危害を与えねば、雷鳥は安心して人間近くで営巣するという。人間に近いと、雛をねらう鷲、鷹、烏が近寄らない。人間は節度を守れば、雷鳥と親和性があると聞いて、驚いた。Image_4
短い夏の間に、雄は高いところで母子を見守るが、露地を歩く雄に遭遇。ハグレであろうか。
昔の室堂の神殿、宿所を見学。その奥の玉殿の泉、虚空蔵巌から、真上に立山を望み、阿弥陀下生を感得するのだと、教授いただいた。なるほど‼

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と、大きな声の爺さん、大荷物の大人数。なんじゃいと、怪訝な顔をしていると、何か聞いたことのある⁇
木村監督だ。日本一の撮影者と黒澤明に言わしめ、「剣岳」を撮った、とっても我儘、妥協をしないアノ人である。今、新しい映画のロケ中らしい。妥協のない姿、古いタイプで、私とはスタンスが違うが、お話していて楽しかった。こんな人生もあるんやと。1014139_492975670772292_228437016_n
今日は、珍しいもん、ふたつ見た。

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