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2013年7月

2013年7月27日 (土)

能勢電未来戦略発表会

7月29日、能勢電鉄社長様以下多くの皆様、沿線まちづくり市民をお迎えし、能勢電未来戦略と題した、学生発表を行います。一般・学内飛び入り参加を 大歓迎します。
 鉄道インフラを、まちづくりにどう活かすのか、皆が鉄道のある町の豊かさに気づくような、学生のアイデアをプレゼンします。
 アート、星、自転車、妙見乗り継ぎ、電車床など、学生ならではの思い切った発表を期待したいと思う。

7月29日(月)10:30-12:40 大阪大学豊中学舎スチューデントコモン2階セミナー室2
 阪急石橋駅徒歩15分 スチューデントコモン;喫茶カリチエ2階 http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/access/

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2013年7月19日 (金)

協働型事業委託制度、提案型公共サービス民営化制度

某自治体で、地域の課題を事前に意見交換会をして、その議論を基礎に、プロポーザル公募をして、住民の協働による事業請負を制度化した。
 住民だけが有利になるんじゃないかとか、議論百出だったが、地域のことは地域に任せる、事業を委託するのは当然。公開で議論することにより、結果平等を求めるべきで、平等な「振り」をして、その実、1円入札のような不明朗で、中身のない委託を避ける必要がある。
 同様に、公共施設の管理についても、個別の部局が個別に発注するのは無く、包括管理して、コスト削減、効率的な管理をする必要がある。我孫子市では、提案型公共サービス民営化制度(H18より)により、民間から包括管理が提案され、採択され、3年間実施された。
 流山市では、ファシリティマネジメント施策の一環として、市内施設の施設の保守管理、点検、法定検査、維持管理を包括的に管理する公募が行われた。
 いずれも、前段階から、民間企業の詳細な仕様の企画提案を、プロポーザル公募している。

行政だけでは、決断が難しい包括管理を、民間事業者の提案でパートナーシップをもって展開する、一種のPPPは当然である。同様に、地域のことは地域のプロ=住民に議論提案をいただき、それに応じて委託するのも、コミュニティPPPである。
 事前議論、協議による提案とプロポーザル公募は当然である。

ここまでいっても、まだ、形式平等の一般公募(各部局ごとの)にこだわる無能者は、ちょっと「よかネット」11号でも読んで、勉強しなさい。http://www.yokanet.com/pdf/backnumber/no111.pdf

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2013年7月17日 (水)

過疎村 雷鳥 木村監督

富山県の谷々の限界集落と山産物で栄えた山都、その芸能と祭礼、山の豊かさからの自律観光を、今年の授業の調査地としていた。ところが、私の思慮不足。地域の抱えている課題、定住者が減る、芸能神事の担い手、芸レベルの維持が厳しいという、地域住民の危機意識に思いが至らなかった故、トラブルが発生した。もはやこれまで、他の山村を当たって、授業をしようと考え、県とも相談しようと、新調査地の下調べも含んで、4日の出張を申請した。
ところが、対面してじっくりとはなしあってみると、住民の切羽詰まった思い、真摯な悩みに改めて気づき、己の思慮のなさを恥じた。すると、一気に、いろんなことが氷解し、積極的な調査が見込めることになった。
トラブルを、深い相互理解、地域の未来展望推進のエネルギーに、しなやかに転換してしまった。地域に生きる人々、自然と芸能と暮らしのなかでの逞しさを、教えていただいた。むつかしい課題だけに、自信はないが、一生懸命、考えようと思う。
ということで、県庁では、トラブルに対する深刻な対処課題はなく、今後の展望を楽しく話し合った。
さて、どっか別の調査地探査の必要もなくなり、突然、立山や‼ と、牛丼店で、思い至った。
駅前のビジネスホテル、安くはないが、綺麗でもなく、親切でもない。ナンジャイという怒りを抑え、泊まる。
朝、5:15起床。コンビニで朝食を買い、ロッカーに荷物を詰め、5:39発の急行で立山駅へ。
ケーブル、高原バスで室堂へ。ビジターセンターが、8時代からやっている。雷鳥の生態など、参考。9時から、ボランティアガイドの案内で、みくりが池、地獄谷、室堂など、見学。
ホテルの脇で、雌の雷鳥が6羽の雛を誘導中。昨日、今朝生まれたといい、雛は溝を渡れない。
人間が柵から入らず、危害を与えねば、雷鳥は安心して人間近くで営巣するという。人間に近いと、雛をねらう鷲、鷹、烏が近寄らない。人間は節度を守れば、雷鳥と親和性があると聞いて、驚いた。Image_4
短い夏の間に、雄は高いところで母子を見守るが、露地を歩く雄に遭遇。ハグレであろうか。
昔の室堂の神殿、宿所を見学。その奥の玉殿の泉、虚空蔵巌から、真上に立山を望み、阿弥陀下生を感得するのだと、教授いただいた。なるほど‼

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と、大きな声の爺さん、大荷物の大人数。なんじゃいと、怪訝な顔をしていると、何か聞いたことのある⁇
木村監督だ。日本一の撮影者と黒澤明に言わしめ、「剣岳」を撮った、とっても我儘、妥協をしないアノ人である。今、新しい映画のロケ中らしい。妥協のない姿、古いタイプで、私とはスタンスが違うが、お話していて楽しかった。こんな人生もあるんやと。1014139_492975670772292_228437016_n
今日は、珍しいもん、ふたつ見た。

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2013年7月16日 (火)

自動車優先で極楽救済はあるだろうか?

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今日の富山は立山極楽が見える。中心街の大きな真宗寺院は、駐車場のなかに本堂が浮いている。境内木を切り倒し、アスファルトにして、立派なコンクリート本堂を、弥陀はどう思われるだろうか。私には、弥陀の恩徳よりも、衆生の無知への落胆が聞こえる。

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三車線のうち、一つは、トラックの駐停車、無料駐車場。無料駐停車の車線を確保するため、自転車は歩道に。が、バス停の前で線が無くなる。トラックの駐停車を確保するために、自転車と歩行者は、バス停で適当にぶつかっとれというのか。
美しい杜の都:仙台の街路樹が泣いている。
この国の道路政策は、間違っている。この国のクルマ第一の価値観は、貧しい。弥陀の慈悲は垂れようもない。


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2013年7月12日 (金)

富士御師町と水

上吉田の御師町の南、富士山の遊水を集めた北口本宮浅間神社は、元は諏訪社であった。これに対して、下吉田にある小室浅間神社は富士二合目の小室浅間神社(山宮)に対して里宮と呼ばれる。里宮は、農耕の馬のための流鏑馬神事や、粥を管に詰めて農耕作を占うなど、都留平野の農耕の神である。山宮の山の神が、雪解け水とした遊水すると里宮の田の神になる。
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(中央が北口本宮浅間神社、下が上吉田御師町)
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(上吉田御師町、下が金鳥居、上左が北口本宮浅間神社)
 上吉田では、山の神からいただく湧水を禊に使い、山に入っていくのが、北口本宮浅間神社である。神社の浅間鳥居は深い森の中にあり、60年に1回、建て替えられる。今年は、ちょうどその途上にあった。Photo_3 その水は上吉田の左右の御師宿の門のなかを通っている。御師宿でも禊をして出発した。Photo_4 (右下が橋、ここで禊をする)
 このように見てくると、富士の湧水で農耕を司る下吉田の里宮と、富士の湧水で禊して山入りする上吉田の御師集落、農業と山岳信仰という、二つの水への信頼で、吉田はなっている。富士の生活的意味は、水にあったのだ。
 ここで、享保18年(1733年)、食行身禄は、「衆生済度の道は加持や祈祷ではなく、実践道徳にある」として、断食入定した。その行衣野袴が祀ってある社も上吉田にあった。Photo_6

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2013年7月11日 (木)

延藤安弘、今和次郎賞受賞と名古屋町衆の信頼

1935年、陸軍軍医総監小泉親彦は、関東大震災の住宅再建をになっていた同潤会に調査部を設け、今和次郎に東北農村生活調査を依頼した。ここに、西山卯三が入る。戦後、西山は、営団住宅(同潤会改組)で、寝食分離の2DK、いわゆる公団住宅を展開した。この西山の後継と目された延藤安弘は、ユーコートなど共同居住のダイナミズムにひたりきり、京都大学には戻らなかった。全国を旅歩き、幻燈会を語り歩き、硬直化した町のコミュニケーションを耕してきた。今、名古屋長者町会所に居つき、持続まちづくりを展開している。その延藤が、ユーコート物語で、今和次郎賞を受賞した。見事ね縁である。その、お祝いに出席した。
 延藤が2枚の同時並行プレゼンテーションで語る町物語、幻燈会なら、「ぼくも」と、中村美津子「かわち男節カラオケ」と、「河内アンコウ(安弘)節」作詞を同時並行プレゼントして、その前で一節、かましてきた。が、実は一抹の不安があった。
 名古屋の人は、東京しか見てないんとちゃうか? 大阪は下品やと、バカにしているんではないか? しらけへんやろか、嫌悪をしめされないか?
 ところが、一節終わってみると、名古屋の中心、栄の問屋街、長者町の旦那衆から、驚くべき話を伺った。
 「いや、大阪はいいですね。東京の人は、決まったことでもどうなるかわからんが、大阪は、値が決まるまでは大変だけど、一度決まったら、絶対に嘘はつかない。大阪の人は信頼でき、長くつきあえる」
 えっー。近年、こんなに、大阪人がこんなに褒められたことを聞いたことがない。吉本、たこやき、タイガース(YTT)を代表化した、自嘲と侮蔑ばかりが、マスコミから流れ定番化しているのに、この高い評価に驚いた。
 東京一極集中の今、大阪は、名古屋と手を組まないかんと、密かに思った。ほんで、協働の町で、日本をひっくりかえしたろかと、密かに思った。熱い思いの名古屋と結びつきたい。
 名阪特急の価値は、結構、大きい。

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2013年7月 8日 (月)

進士五十八「自然・社会・文化の持続性で「美し国」をめざそう」

「自然・社会・文化の持続性で「美し国」をめざそう」pp182-199、『地球社会の環境ビジョン』日本学術協力財団、2013年。
 20130707進士先生の学問観、地球観を端的に示した文章である。座右の銘にしたい文章。
問題意識  この100年間に人口は4倍になったが、経済活動は20倍、エネルギー消費は25倍になった、都市化と産業消費化のバランスが崩れている。これが環境問題であり、環境科学は、個別の分析科学や小手先の技術論に矮小化してはならない。文明史的大問題だとの認識が大切だ(進士「ランドスケープ・風景の目」p22)。要素還元主義でなく、総合・風景の目が大切だ。進士の場合、多様なデータを地図の上に重ねるオーバーレイ方式をとったという。、
対策: 3つの共生
◆生物的自然との共生(※)
◆3R(リサイクル、リユース、レデュース(減量)のような環境共生
◆都市と農村のような地域間の共生(連携、むすびつき)
※1992リオでの国連地球サミット、1993年環境基本法、2010名古屋での生物多様性条約締結国第10回会議COP10で日本政府が提案したSATOYAMAイニシアティブの目標概念「自然共生社会」において位置づけられたもの
    3つの多様性
■生物多様性
■生活(社会環境)多様性
■景観多様性(多様性ある豊かな文化が見える)

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2013年7月 4日 (木)

広島地域交通講演120人ワークショップ準備

5日午後、広島シェラトンで120人の地域交通政策講演、事後、受講の事業者・職員の決意を、120のマーカーで書いて、120の磁石で貼り付け、「まとめる博士」が共有化する。今朝4時、お道具を、寅さん籐バッグに詰め込んだ。
20130704_2 今から申し込みできるかどうかわからんが、関心のある方は、中国運輸局企画観光部企画交通課まで。森栗が、すすめとんねんから、臨機応変に対応するでしょう。
 本、全部さばけなかったら、中国運輸局長の顔に泥を塗ることになる。わかっとんやろな!宇品の海は、夏でも冷たいデー!
 もとい、前言撤回。著者割以下1500円で個人的に、たまたま手元にあった本をおわけします。国の研修で売るわけにはいきません。ハイ!

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2013年7月 3日 (水)

震災体験修学旅行受入

7月2日、岩手大学附属中学校の体験学習として、4地区を神戸まちづくり研究所が受け入れた。私は、午前中、能勢電鉄へのヒアリングで学生を本社まで引率、12時3分、後をK講師にお願いして、13:30神戸市三宮から徒歩10分の磯上公園へ急ぐ。途中、携帯電話がなったが、車内なので断る。13時10分、三宮路上で電話を受ける。「もう現地に着きました。どうしましょう」
エーッ、旅行会社のずさんな計画のため、当惑。そういわれても、こっちも黙って1時間前から待ってるほど暇じゃない。地元の人も来ていない。仕方ないので、昼ごはんも食べてないが、走って磯上公園へ。
 現地で電話して学生を誘導、陰に待機、トイレ指示。30分頃出てきた住民に引き合わせ、生徒の儀式の後、本日の手順と趣旨確認。事後、水道局担当の指示で、300トンタンクからの主導ポンプアップ、簡易水道組み立て、ビニールのリュック型水入れの体験など。事後、全体で質問問答。
 立派な設備、一部住民の熱心な活動があっても、無関心住民が多く、どこまで効果があるか難しいという吐露も。住民活動も高齢化しているが、やるしかないという住民の声を生徒が聞く。
 事後、1・17希望の明かりと慰霊碑を見学(旧居留地東遊園地)。語り部の方に話を伺い、事後、10人毎に4班にわけて、住民に災害と、それに対する人生感の変遷を伺う。
 最後に、感謝の言葉があり、合唱が披露された。20130701
 最後は、バスまで住民が見送り。楽しい、交流だった。
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