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2013年5月19日 (日)

山川草木人地悉皆成仏、発心菩提

昨日、「コミュニティ交通の協働による構築施策」明治大学で行った。財務会計政策が中心で、山口市、京丹後市、元銚子電鉄、それに水嶋国交省交通計画課長にコメンターを願い議論した。
 分野的に、かなりのアウェ感。加えて、通常、地方視察に行けば運輸局・自治体幹部がお出迎えする本省課長に、地方交通疲弊の状況説明、今後の財源確保の難しさまで踏み込んで発言いただき、冷や汗。
 しかし、地方実務のみなさんが
◆国に要望はない。国は規制で邪魔をしないでくれ。地域で交通事業者、市民、行政がきちっと信頼もって協働すれば、いろんな手はある。
◆財源は、自治体のなかの、連結決算したら通らないようなおかしな予算(交通局とか病院会計)を少し効率的にすれば、交通計画程度のわずかな予算は、いくらでも出てくる。
◆交通と観光、地域の誇りを考えるようにしたい。
など、凄い発言。水嶋氏もこうした声を踏まえて、新しい法整備を考えておられるようだった。
 白熱した議論に緊張、かつ幸福な議論だった。事後、参加者の近畿運輸局課長、神奈川県庁若手を加えて、アフタートーク。昼食をとれなかったのに空腹感がない。興奮状態。
 事後、一人で、いつもの蕎麦屋で生蕎麦と冷酒をじっくり味わっていると、急に緊張感がとけ、倒れるようにホテルに。
 翌、早朝、帰り道、富士山が朝日に輝いていた。Pk2013050102100032_size0
 春の美しい山川草木、そこここの村、人の営み…。水嶋課長が、WSの冒頭叫んだ言葉、「東京と地方は別の国です。東京じゃ何にも感じないだろけれど、地方は公共交通がどんどん潰れて、地域がなりたたない危機です。山口、京丹後、銚子は、特別な努力で危機を乗り越えようとしたけれど、これは特殊例です。大多数の地方は、大変な状況なんです」を、思い出した。この美しい国土人地が今、危機に瀕している。
 そうだ、この国土人地に活かされて58年。残された時間、わずかに10年。僕には、やらにゃならんことがあるのではないかと思えてきた。
 私には、政策を推進する精密な技量も、全体を見渡す水嶋氏のような見識もない(実際、全体の状況説明、展開、いわば学識コーディネトは彼で、森栗は思いつきコメントに終始していた)。でも、多様な人々、異なる立場のセクターを結びつけ、議論を深め、政策に誘導するメディエートが、私の役割ではなかろうか。NHK「生活笑百科」の笑福亭仁鶴のような…。
 今回、お集まりいただいた多くの皆さんの叡智を結びつけ、政策に投影し、この国土の永からんことに役割を果たしたいと発心した。と、目頭が急に熱くなってきた。昨日の余韻が残っているのであろうか。
 感謝。

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