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2013年5月 7日 (火)

【2013年春遍路】遍路に出れば学生は4日で成長するの巻

阪大お遍路授業花組高知春遍路
今年は60人の受講希望。CSCD同僚も協力してくれるので、弘法大師の指導に従い、全員受入。花組(5/3-6)、月組(9月)、雪組(12/25-29)、星組(追加公演9月)各15人となった。
 今年の春は高知行のバス予約できないままオリエンテーション。帰りを至急とれ!夜行は空いてる!行は、奥の手、神戸港25時集合、ジャンボフェリーで高松、5:20駅前うどん屋、6:08発、坂出、琴平乗換、阿波池田。阿波池田で1時間乗換待ち、うだつの町並みに行くと、かつての刻み煙草の工場問屋。その1軒に「蔦文也」の表札。あの池田高校やまびこ打線の蔦監督の実家。専売公社に変わって、みな補償金をもらったとか。大歩危小歩危を車内から見て高知へ。ここで、石田先生@筑波大学・土木計画 が合流。学生13名、教員3名+TA+石田先生となった。ひろめ市場で昼食。13:34発で伊野駅へ。ドラゴンバスに乗り換え、須崎市民公園バス停からショッピングセンター内を越え、まっすぎ北に35番清瀧寺。体力見極め、途中折り返しを奨励。遍路の目的は札所にあらず。歩きの出会いにあり。ドラゴンバスで竜へ。第36番青龍寺を経て奥の院の横の国民宿舎土佐。極めて食事がおいしい。学生には良いものを食べさせねば。世界中を旅した支配人のお話を伺う。宇佐善根宿で記念写真を撮り、浦ノ内湾巡航船臨時便。須崎市企画課長が直々にご説明。仏坂を越えて須崎市を個々に歩く。早足組は、石田先生、森栗先生のデッドヒートで一気に焼坂を越えて土佐久礼。学生は安和駅の海岸で石投げなど。4日は岩本寺に宿泊するが、岩本寺さんからお接待をいただく。恐縮だが、若者への期待と学生に伝え、5日の宿「酒の国共和国高知YH」の酒を楽しむ。5日は、影野の光る羊歯、そえみみず遍路道or大坂越を下り土佐久礼。大正町市場を楽しみ、かつお藁焼やかつお処理を見学しつつ、安和まで歩く。5日夕は、安岡氏@森栗同窓、元馬路村小学校長の、観光の説明に耳を傾ける。6日は、第30番善楽寺から竹林寺、禅師峰寺、一部は桂浜まで歩いた。
 石田先生によれば、毎夕の自己紹介、意見交換で、徐々に学生の声が大きくなっているという。発言内容も、個人的なことから仲間や地域のこと、自分の内面分析と深く広くなっている。専門家の優秀な学生だが、お遍路で鍛えられたようだ。
 少し迷いがあった法学M2の学生が、帰りのバス停で別れ際、強く握手してくれたことが嬉しい。良い眼をしていた。自信を持って元気に霞ヶ関で活躍してくれることだろう。

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