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2013年5月

2013年5月31日 (金)

お遍路インバウンド観光デジタルサポート構想

1)東京:京都:北海道:富士山:九州温泉以外のインバウンド観光の振興に役割を果たしたい。
2)このデジタルシステムが、インバウンド観光開発に大きな役割を果たすのみならず、住民の日常生活向上に、大きな役割(交通、減災、地域安全、医療介護、原発事故など)を果たすデジタルインフラとして機能する。
 とくに、
①全国交通ICカード共通化に遅れているJR四国、私鉄・バスなどのICカードの高度化、新設、共通化を推進することができる。
②遅れている交通情報の一元管理提示(ex.関西バス情報見える化)を広域で実施することができる。
③公共交通、宿泊施設等を通じた、津波地震等の防災情報・地域安全情報の伝達に、大きな役割をはたすことが、期待できる。20130530ipad2jpg 20130530ipad7

インバウンドお遍路(出入国:関西空港)の具体
❶Google遍路MAPの制作             
 ⑴遍路歩き地図の挿入
 ⑵全バス時刻入力
 ⑶英語対応宿泊所の提示   →Business
 ⑷遍路デザイン自販機の提示 →Business  with 遍路デザイン
❷アプリ(ICカード番号保有者専用) の開発
 ・リスクアプリ→コンテンツ→日本語英語中文韓国語ラテン語インドネシア(マレー)語相談電話対応
  病院、金融機関、天気・山道情報・台風・地震津波・原発、緊急宿泊、事故事件(交通事故、窃盗、痴漢等)
・お接待アプリ→コンテンツ(多言語)・お接待サービス申込メール、
  ※実際は、四国在住日本人、在住外国人も使える
❸交通ICカードの開発と流通          
   制作保有    4県観光プラットフォーム機構保有
   デポジットレンタル 営業・相談運営  (民間NGO)
   代理店…… 観光協会、交通事業者、エージェント、国際交流協会、関空、南海
◆デポジットレンタル1000円=レンタルデポ500+アプリ料金+相談料金
◆インバウンドレンタルカード2万円
……レンタルデポ500+アプリ料金+相談料金+四国内交通宿泊1.9万円相当+保険

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2013年5月29日 (水)

民際交流、島おこし、オルタナティブ交易、バナナボート(引用)

(株)マイチケットの山田会長のMLicarus が面白い。大切な記憶だと思うので、引用=========◇◆■□■ 今週のひとこと ■□■【山田】
 日本の消費者運動の歴史を振り返るような、27年も昔の出来事である。1986年、1万トン級の客船をチャーターして実施された“バナナボート”には511人が乗船し、石垣島、奄美大島、徳之島をめぐった。“バナナボート”の予約手配を担当したのがマイチケットである。当時設立4年目を迎えていたマイチケットにとって、初めての大型客船チャーターであっ。“バナナボート”は、当時の日本の消費者団体の船上サミットであり、寄港した島々では「島おこし」のきっかけが次々と生み出された。
 “バナナボート”にはフィリピンネグロス島のバナナ生産者も乗船していた。船上は、第三世界と日本の消費者団体とを結ぶ場となり、その後のオルタナティブ貿易の出発点となった。オルター・トレード・ジャパン(ATJ)は“バナナボート”の3年後、1989年10月に設立されている。ATJは“バナナボート” がから生まれた会社と呼ぶことができる。今では、フィリピンネグロス島のバランゴンバナナや、インドネシアのエコシュリンプ、東ティモール・コーヒーなどの交易を行う「志を持った優良企業」である。ATJとマイチケットは協力してフィリピンネグロス島や東ティモールへのスタディツアーを手がけ、現在に至るまで長い付き合いが続いている。
 本号イカロスの人材募集欄をご覧いただきたい。このATJが、正社員を募集している。今では優良企業としてその名を知られたATJであるが、設立当初の涙ぐましいご苦労を忘れることができない。ネグロス島からバナナを大量に仕入れバナナの在庫を抱えたものの、販売ルートが思ったように機能しない。マイチケットに立ち寄ったATJのスタッフは商品のバナナを手にして嘆いていた。
 「このままでは、給料は現物支給になるかも知れない。バナナの現物支給では、チンパンジーしか働けない。」もちろん、今回募集の正社員の給料はバナナではなく日本円のはずである。よく確かめて応募していただきたい。

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2013年5月28日 (火)

【授業:観光実践論】越中八尾おわら保存会演技指導部長講演

1_2 昨晩、豊中学舎にお招きして、おわら風の盆の歴史と名称由来、学期、おわら節、おわら踊り、継承教育活動、観光課題、鏡町男女混合踊り など、概要を学生10名、社会人2名、教員3名が伺った。
 歌舞伎・舞踊・三味線弾きなど芸能に関わる者なら(坂東三津五郎、高橋竹山など)、日本の道百選の諏訪町はじめ街並みに関心を持つ者なら、八尾に憧れない者はいない。日本芸能史に大きな位置を占める「ローカルのメジャー」八尾の演技指導・歴史研究の地元第一人者に講演いただいた。 以下は、森栗の感想。
【現状】町にはほとんど宿泊場所がない。少子化と中心市街地の空洞化に悩む5800人の町に、近年、風の盆に二十数万人が押し掛ける。坂の町は人であふれかえり、帰るに帰れないほどになる。警察が、事故を起こしたら来年は祭りを許可しないと言うが、住民は「祭りは我々の祭り。禁止なんかできるか。人が多いなら警察がしっかり制御しろ」と、言い切る。
【芸能評価】古来より繭、紙、薬草で栄えた八尾は、京都、江戸の一級の踊り、三味線の手ほどき、小杉放菴、花柳など文化人の指導を受け入れつつ、地場に張り付かせてきた。地場の歌を座敷芸、名跡芸に昇華させた民謡とは逆の動きであろう。
 授業として手を出した対象が、あまりにも大きすぎること、課題が深刻すぎることに、いまさらながら気づき、頭をかきかき、吐息。
 心配した学生に尋ねられ、「後悔している。今さら、逃げ出せないし。何ができるか不安だが、学生を信じるしかないやろ。でも、困った」と。

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2013年5月26日 (日)

亡き母の里帰り

昨夏、逝った母の一周忌が近づいた。
 晩年、認知になった母は、故郷(滋賀県瀬田[現大津市])のことを繰り言のように語っていた。しかし、唐橋(琵琶湖南端、淀川水系の起点)を出た者は、「他所」として「在所」メンバーに入れられず、母は、故郷恋しくも資格要件なし、なのであった。
 実は、曾祖母のCイシは、宇部炭鉱の選鉱婦や台湾で働き、苦労して没落した家と田圃4枚を再興し、後妻として産んだ長男に家督を継がせ、自らは神戸でC家を営んでいた。ところが、死後、瀬田でイシの葬儀を無理に出そうとして、混乱があった。
 他所に出た人間が、故郷で祭事をするのは、村社会の道理が通らない。百歩譲って、姻戚が許しても、在所の人々が許さない。瀬田は厳しい村社会なのである。
 この教訓を熟知している私は、神戸で実施する一周忌に先立って、高齢の姉妹兄弟に集まってもらい、懐かしい写真の幻灯会を昨日、そのC本家で行った(母は左)。本家の従妹の気づかいで、食事をとった。母が恋しかった瀬田蜆が山のように入った吸い物を皆で味わった。たくさんの懐かしい写真を見て、姉妹兄弟(私の叔父・叔母)らが、楽しく語らった。亡くなった男たちの若い時の写真も出てきた。土産に、印刷した写真集を持って帰ってもらった。
 読経も位牌もなかったが、懐かしい仏壇のある部屋の隅から、母が祖父祖母と、見ているような気がした。

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2013年5月19日 (日)

山川草木人地悉皆成仏、発心菩提

昨日、「コミュニティ交通の協働による構築施策」明治大学で行った。財務会計政策が中心で、山口市、京丹後市、元銚子電鉄、それに水嶋国交省交通計画課長にコメンターを願い議論した。
 分野的に、かなりのアウェ感。加えて、通常、地方視察に行けば運輸局・自治体幹部がお出迎えする本省課長に、地方交通疲弊の状況説明、今後の財源確保の難しさまで踏み込んで発言いただき、冷や汗。
 しかし、地方実務のみなさんが
◆国に要望はない。国は規制で邪魔をしないでくれ。地域で交通事業者、市民、行政がきちっと信頼もって協働すれば、いろんな手はある。
◆財源は、自治体のなかの、連結決算したら通らないようなおかしな予算(交通局とか病院会計)を少し効率的にすれば、交通計画程度のわずかな予算は、いくらでも出てくる。
◆交通と観光、地域の誇りを考えるようにしたい。
など、凄い発言。水嶋氏もこうした声を踏まえて、新しい法整備を考えておられるようだった。
 白熱した議論に緊張、かつ幸福な議論だった。事後、参加者の近畿運輸局課長、神奈川県庁若手を加えて、アフタートーク。昼食をとれなかったのに空腹感がない。興奮状態。
 事後、一人で、いつもの蕎麦屋で生蕎麦と冷酒をじっくり味わっていると、急に緊張感がとけ、倒れるようにホテルに。
 翌、早朝、帰り道、富士山が朝日に輝いていた。Pk2013050102100032_size0
 春の美しい山川草木、そこここの村、人の営み…。水嶋課長が、WSの冒頭叫んだ言葉、「東京と地方は別の国です。東京じゃ何にも感じないだろけれど、地方は公共交通がどんどん潰れて、地域がなりたたない危機です。山口、京丹後、銚子は、特別な努力で危機を乗り越えようとしたけれど、これは特殊例です。大多数の地方は、大変な状況なんです」を、思い出した。この美しい国土人地が今、危機に瀕している。
 そうだ、この国土人地に活かされて58年。残された時間、わずかに10年。僕には、やらにゃならんことがあるのではないかと思えてきた。
 私には、政策を推進する精密な技量も、全体を見渡す水嶋氏のような見識もない(実際、全体の状況説明、展開、いわば学識コーディネトは彼で、森栗は思いつきコメントに終始していた)。でも、多様な人々、異なる立場のセクターを結びつけ、議論を深め、政策に誘導するメディエートが、私の役割ではなかろうか。NHK「生活笑百科」の笑福亭仁鶴のような…。
 今回、お集まりいただいた多くの皆さんの叡智を結びつけ、政策に投影し、この国土の永からんことに役割を果たしたいと発心した。と、目頭が急に熱くなってきた。昨日の余韻が残っているのであろうか。
 感謝。

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2013年5月15日 (水)

神姫ウェストバスの工夫

私事で姫路市網干に行った。
 三宮姫路1dayチケット(1400円)を使えば、JR(1140×2=2280円)より安いので、面倒だが山陽電車で山陽網干まで行きバスに乗った。乗客が減ったといわれる山陽電車の頑張りも見てみたい。飾磨駅では、上り・下りの間に網干行が入り、乗換しやすくなっていた。
 実は、神姫ウェストバスの社長は、大学院の卒業生。どんな努力をしているのかも、見聞に行った。

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 山陽網干からバスに乗り一目見て、驚いた。
①路線図を掲示している(上)
②神姫山崎ーJR新宮駅ーJR姫路駅の連絡時刻表(中)=ダイヤも鉄道連絡OK
③乗客アンケートの結果をフィードバック(下)
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見事な掲示である。だったら、連絡時刻表は、乗客に配るチラシにし、車内で持ち帰れるようにしたら良いと、社長に伝えた。すると、
「お褒めいただいて光栄。実は、あれを掲示することで、運転手のサービス精神、緊張感がUPしています。それも狙いなのです」とのこと。
 ついでに課題を挙げると
■HP上の時間、路線検索が機能していない。たとえば、「山陽網干駅」からのバスを検索しようとしても、出ない。正解は「山電網干」でないと出ない。
 ⇒こんな役立たずの検索に多額の予算を割くな!駅すぱーと、ジョルダン、ナビタイム、駅探に任せて、入力してもらえ。費用は発生しない。近畿運輸局「関西バス情報見える化会議」に、しっかり対応してほしい。【短期的課題】
●だったら、「山崎ー姫路」間が検索できるようすべき。とくに駅すぱーとは、YHOO路線検索だから、誰でもが使える。【短期的課題】
▼山崎バス停は、整備して「山崎駅(宍粟市)」《バスの駅》としてはどうか。駅のない町は、ヘソのないようなもの。町としてのまとまりに欠ける。昔の国鉄バスは、「篠山駅」など、鉄道の通らない所に、ちゃんとバスの駅を作っていた。この程度の整備は、連携会議で予算化すべし。ここに、連絡バス発車時刻掲示(デジタル)を掲示したらどうか。知事の出身地やねんから、兵庫県も、考えてあげてよ【中期的課題】
ex.「先発9:00 網干行(新宮より姫路着9:56)」
◆山崎ーJR新宮間のバスを、もっと明確に連絡バスと明示する必要がある。【JRの理解を得るのに、長期的課題】
 ◆1 JR姫新線の列車と同じデザインのバスにする090321_1271001_4
  ◆2 連絡切符をつくる
  ◆3 JR駅で連絡切符を売る。連絡切符を自動券売機のなかに位置づける。
▲播磨新宮駅を「播磨新宮(宍粟口)」と名称変更する【JRの理解を得るのに長期的課題】

◆▲はJR西日本すぐに対処可能なら、兵庫県に連絡してあげてほしい。そのときは、長期的課題とした私の見識不足をJRに対してお詫び申し上げます。
 連絡の無いときは・・・。 まあ、そんなもんでしょ。

 

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2013年5月14日 (火)

【お知らせ・勧誘】政策NW(明大)、協働やWS、おわら、生活学etc

以下、関心のある方は、見学、ご招待します。ただし、①は森栗にメールいただいた上で、事務局に特別招待を申し出てください。オンライン上に無料招待メールアドレスを置くのは避けたい。ぜひ、ご参集ください。
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①【特別ご招待】第15回政策メッセ:公共政策シンポジウム
[政策分析ネットワーク:Policy-Net](5/18)
開催日程:2013年5月18日(土)
開催時間:11:00~17:00
開催場所:明治大学・駿河台キャンパス「リバティータワー」(受付⇒10階)
     (シンポジウム⇒1階ホール/セッション会場⇒10階)
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
参加定員:500名⇒先着申込順(定員になり次第、受付終了)
参加費 :無料(特別招待者)
1.特別シンポジウム(15:00~17:00
「アベノミクス:日本再生のための成長戦略を問う」
⇒6月に取り纏め予定の「日本再生戦略」に向けての論点整理と今後の検討課題を提示
*モデレーター 伊藤元重(経済財政諮問会議議員:東京大学)
*パネリスト 竹中平蔵 (産業競争力会議議員:慶應義塾大学)
       大田弘子 (規制改革会議委員:政策研究大学院大学)
       大林 尚 (日本経済新聞社編集委員兼論説委員)
       宮内義彦  (元規制改革・民間開放推進会議議長:オリックス会長)
2.公共政策セミナー(合計6セッション)
WS-6 ≪公共交通政策≫
      「コミュニティ交通の協働による構築施策・コーディネーション」
 司 会 者:森栗茂一(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター)
 パネリスト:時安 洋(山口市役所)
      :野木秀康(京丹後市役所)
      :向後功作(銚子市観光プロデューサー)
 コメンター:国土交通省水嶋交通計画課長
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②5月15日(水)18:30 A-yan!!昭和町秘密基地(阿倍野区昭和町1‐10‐4)
       らうんど大阪 市民が車座で語る大阪のまち 
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③5/27(月)18:30〜 於:大阪大学豊中学舎・スチューデントコモンズ開放型セミナー室
   越中八尾の概況と課題(おわら保存会古川先生)【事前申し込み不要】
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④6/1・2 日本生活学会(神奈川大学)http://www.lifology.jp/taikai40puroguram.pdf
今和次郎の世界と民俗学、人類学、歴史学等との融合はあるのか【無料公開もある】
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⑤6/4(火)19:00~ 於:生野区役所 わがまちクラブ防犯チーム(ネットワーク)と部長支部長(地縁)とのWS形式の話し合い⇒地縁系とネットワーク系の相互理解の第3弾 生野区は新しい試みをしている
【若干名;見学可能】
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⑥6月8日(土)16:30- 於:大阪大学中之島センター「多様なワークショップ(WS)の得意不得意(まちづくりWSと演劇WS)」 【この部分のみ若干名オブザーバー見学可能】

なお、毎週月曜10:30-の地域交通コミ概論も、見学可能です。豊中学舎CSCD2階セミナー室2でやっております。場所はCSCDのHPで。大阪にお立ち寄りの折は、通天閣見学がてら、お越しください。

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2013年5月13日 (月)

【授業:地域交通コミ】アイデアの精査、計画

これまで、能勢電の出席を得て、課題解決のアイデアを出しをしてきた。どのアイデアを提出するのか、授業でどこまでするのか。授業後、どうするのか。その評価をどうするのかについて、本日、議論したい。

そのためには、
■ビジョン
■計画
■サービス ■マネージメント
■評価
を考えねばならない。
 いわゆるPDCAであるが、行政マンが呪文のように口に出す(失礼)PDCAとは異なる。
その特色は
①ビジョンを深めてみたい。
②Doを、サービス提供行為と、人員資材配置・資金配分(ファイナンシング、減価償却など)のマネージメントで、わけて考えた。交通事業でいえば、運行と運営の分離である。

赤字だらけの市バスを廃止して民営にするとき、必ず「市民の足を守れ」と反対運動が起きる。
傾斜地の高齢化した地域では、必ずバスを走らせろと運動が起きる。
たいていは、行政にお願いに行き、ダメなら政治家に圧力をかけて…。でも、最後はダメねとなる。無理に走らしても赤字が嵩んでいずれ廃止となる。

 市バスは、民間で運営できないから、公的サービスとして運行したのである、民ができるのだったら、または行政が運営するから赤字体質になるのだったら、民に任せれば良い。市バス廃止は、即、路線廃止ではない。サービス提供と、マネージメントの問題を混同して議論してはいけない。
 持続的に運営する方策を考えないバス路線要求は、マネージメントができていないから、続かない。行政も打出小槌を持っているわけではない。
 そもそもどんな町にしたいのか、ビジョンを持って主体的に考えねばならない。隣の町がやっているからとか、コンサルに任せっぱなしで良いわけがない。

これまで出たアイデアを、このビジョン・計画・サービス・マネージメントで深め、その評価を能勢電側に任せてみようと思っている。学生のアイデアを聞き、すぐにやれるものはやる。じっくりやるものはやる。ということを判断いただこうと、思っている。

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2013年5月11日 (土)

続 意外と安い速い能勢電

Yhoo知恵袋に「能勢電は高いので安く行く方法は…」とあったが、本当に高いのか、確かめてみた。先の記事で、妙見駅から最短の家で10分のときわ台・東ときわ台(支所前バス停:箕面森町隣接)から、大阪駅に行くのも、淀屋橋の大阪市役所へ行くのも、実は、能勢電経由が安くて速いことを述べた。
 それでは、神戸三宮へはどうか。
当然、能勢電である。支所前7:01から妙見口駅ー川西能勢口駅。ここからJRだと尼崎経由でJR三ノ宮8:21(1040円)、阪急だと、川西能勢口ー十三ー阪急三宮8:31(780円)。どうしてもクルマで行きたい人は、有料道路ETC料金1650円(軽1600円)、ガソリン3.54kℓ=531円、駐車料金無料ならデパート滞在時間は2時間弱。渋滞リスク、死亡事故リスク、運動不足による三大疾病発生リスク・・・。それでもクルマが良い人はどうぞ。 能勢電は安い。
 では、京都はどうか。阪急の河原町ではなく、JR京都駅に行くのは、箕面森町・千里中央経由か、能勢電経由か?
【箕面森町・千里中央経由】7:03支所前ー箕面森町ー千里中央ー新大阪ー京都8:51(1410円)
【能勢電経由】7:01支所前ー妙見口ー川西能勢口ー十三ー高槻市ー大山崎(徒歩4分)JR山崎ーJR京都8:54(1070円)
 どや! 山崎で乗り換えたら、JR京都も、大津も便利に行けるねんで! 能勢電は便利!
 

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2013年5月 9日 (木)

意外と速い安い能勢電《能勢から大阪へ》

http://yahoo.jp/tP4yfV(大阪府北部箕面森町と能勢)
をみると青◎チェックに箕面森町が開発された。新御堂筋を直進し、千里中央を越えて箕面勝尾山をくぐる有料道路(600円)が都心と結んでいる。箕面森町と千里中央とはバスで19分。
 ところが、箕面森町の開発によって、能勢電沿線の東ときわ台が隣接することになった。さらには、東ときわ台を経由して能勢電駅前のときわ台、光風台にも、阪急バスが行っている。
 能勢電は、能勢妙見の参詣客輸送と、沿線で産出される三白(酒、米、寒天)・三黒(黒牛、栗、炭)などの特産物の輸送を目に、国鉄(旧阪鶴鉄道[大阪ー舞鶴])川西池田駅と接続して建設された。沿線宅地開発もされ、1978年には日生ニュータウン線を開業させ、1997年からは阪急に直接乗り入れる8両連結の日生エクスプレスを運行している。結果、終点が行楽のための妙見線は苦しく、その沿線ニュータウンは高齢化による定期券客減である。これに加え、森町経由大阪都心直通のルートができることは、能勢電には厳しいかなと思って駅すぱーと(YAHOO路線検索)で調べてみた。駅すぱーとは、私と近畿運輸局が展開した関西バス情報見える化により、関西の90%以上のバス情報が入り、無料で公開されている。

驚くべきことに、能勢電は、速くて安かった!
 箕面森町地区センターに近い、東ときわ台の中心、豊能町吉川支所前バス停留所を、平日7:00に出る場合で検索すると、
■吉川支所前⇒JR大阪駅
 【森町・千里中央経由】7:03→森町地区センター→千里中央(北大阪急行)→梅田(地下鉄)→8:26 900円
 【能勢電・JR経由】7:01→ときわ台(能勢電)→川西能勢口(能勢電)…歩7分…JR川西池田→8:06 790円
えっー。能勢電が速い、安い!!! ホンマかいな? JR使ったからじゃないの? 市内は?
そこで、◆吉川支所前⇒大阪市役所
 【森町・千里中央経由】7:03→森町地区センター→千里中央(北大阪急行)→淀屋橋(地下鉄)…8:30 940円
 【能勢電・阪急経由】7:03妙見口(能勢電)→川西能勢口(能勢電・阪急、乗り換え5秒)→梅田→淀屋橋(地下鉄)…8:22 930円(OSAKA PiTaPaを使えば、地下鉄は100となり830円)

物事、イメージで考えてはいけない。鉄道沿線、鉄道駅前は幸福なのだ。当然、梅田の一つ手前の阪急十三乗換えなので、神戸も京都も、基本、能勢電・阪急が便利か? 駅すぱーとで調べてみて欲しい。
 
 

      

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2013年5月 7日 (火)

iPadを路上に置き忘れる森栗と、それを拾うスギヤマッチ

Ipad 高速中年、石田先生@筑波大と森栗、それに法学部生と人類学学生は、須崎市内を鉄道でパスして、安和駅で下車し、焼坂越えで土佐久礼をめざした。調子よく飲料を飲んでいたら、いきなり安和駅。あわてて、リュック、それに山谷袋(ずた袋)08242239_4e54ff1fe6f3d、オッと忘れちゃいけない大切なiPadを手に下車。ところが、駅から焼坂への道がわからない。先達としては恰好が悪い。あわてて、袋のなかの地図を探そうとして、iPadを階段の路上に置いた(ようだ)。気持ち良く2時間ほど歩いて気づいた。「ない」「iPadがない。まあ、エーか。新しいのを買おう」と悔し紛れ。諦めたが、諦めきれない下り道、電話が入った。薬学の女学生だ。「先生、iPad落ちてました」「エー。Aさんの声が観音様に見える」(と、意味不明の発言)。とまどう女学生。「いえ、あの、安和駅で路上から拾ったのはスギヤマッチ(経済学部)でして」
 その得意げな太平洋をバックにした記念写真が、冒頭である。
 人はあせると、ミスを犯す。えー恰好しようとしてミスを犯す。いや、私個人の弱点でもある。いつも同じ間違いをする。なかなか治らない。しかし、この広い四国で、同じお遍路仲間の学生が助けてくれる偶然とは。感謝。感謝。
 昨日あった人と、また偶然に再開したり、お遍路では多様な出会いがある。苦しい道のり、長い道のりのなかで、遍路は美しい風土に出会い、お接待の志に出会う。そうして、人は人と助け合うものだと、しみじみ思う。
 スギヤマッチは、事後の感想文のなかで以下のように告白する。

専門性の高い修士の先輩方とまともな会話をすることができ(略)主体的に楽しんで、お遍路の厳しい道のりで自分のことについて改めて考え、自然の中に身を置くことで社会や世界のことを考え、人との出会いから他己分析をすることが出来た。(略)
 今回、お遍路に参加することで「私にとっての自分」「自分にとっての社会」「他者からみた自分」ということを深く考えることができた。しかし、課題は山積みである。結局私は「自分」本位でしか物事を考えることができていない。もっと視野を広げて、もっと俯瞰的に物事を考えられるようになりたい。そのためにも、様々な経験を積み、人生の節目節目でもう一度お遍路をまわりたい。

いや、スギヤマッチ。あんたは、この4日間で自分の成長を自分で実感したよね。毎日の感想WSを聞いていて、私はあなたの成長を知っている。
 俺にとっては、アンタはお大師さんや。真言宗では、相互の人格の中に仏性を発見することこそが、修行の第一。あんたは、十分、その入り口に立っているようだ。
 iPadを拾ってもらった私には、確かにそう見える。




 

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【2013年春遍路】遍路に出れば学生は4日で成長するの巻

阪大お遍路授業花組高知春遍路
今年は60人の受講希望。CSCD同僚も協力してくれるので、弘法大師の指導に従い、全員受入。花組(5/3-6)、月組(9月)、雪組(12/25-29)、星組(追加公演9月)各15人となった。
 今年の春は高知行のバス予約できないままオリエンテーション。帰りを至急とれ!夜行は空いてる!行は、奥の手、神戸港25時集合、ジャンボフェリーで高松、5:20駅前うどん屋、6:08発、坂出、琴平乗換、阿波池田。阿波池田で1時間乗換待ち、うだつの町並みに行くと、かつての刻み煙草の工場問屋。その1軒に「蔦文也」の表札。あの池田高校やまびこ打線の蔦監督の実家。専売公社に変わって、みな補償金をもらったとか。大歩危小歩危を車内から見て高知へ。ここで、石田先生@筑波大学・土木計画 が合流。学生13名、教員3名+TA+石田先生となった。ひろめ市場で昼食。13:34発で伊野駅へ。ドラゴンバスに乗り換え、須崎市民公園バス停からショッピングセンター内を越え、まっすぎ北に35番清瀧寺。体力見極め、途中折り返しを奨励。遍路の目的は札所にあらず。歩きの出会いにあり。ドラゴンバスで竜へ。第36番青龍寺を経て奥の院の横の国民宿舎土佐。極めて食事がおいしい。学生には良いものを食べさせねば。世界中を旅した支配人のお話を伺う。宇佐善根宿で記念写真を撮り、浦ノ内湾巡航船臨時便。須崎市企画課長が直々にご説明。仏坂を越えて須崎市を個々に歩く。早足組は、石田先生、森栗先生のデッドヒートで一気に焼坂を越えて土佐久礼。学生は安和駅の海岸で石投げなど。4日は岩本寺に宿泊するが、岩本寺さんからお接待をいただく。恐縮だが、若者への期待と学生に伝え、5日の宿「酒の国共和国高知YH」の酒を楽しむ。5日は、影野の光る羊歯、そえみみず遍路道or大坂越を下り土佐久礼。大正町市場を楽しみ、かつお藁焼やかつお処理を見学しつつ、安和まで歩く。5日夕は、安岡氏@森栗同窓、元馬路村小学校長の、観光の説明に耳を傾ける。6日は、第30番善楽寺から竹林寺、禅師峰寺、一部は桂浜まで歩いた。
 石田先生によれば、毎夕の自己紹介、意見交換で、徐々に学生の声が大きくなっているという。発言内容も、個人的なことから仲間や地域のこと、自分の内面分析と深く広くなっている。専門家の優秀な学生だが、お遍路で鍛えられたようだ。
 少し迷いがあった法学M2の学生が、帰りのバス停で別れ際、強く握手してくれたことが嬉しい。良い眼をしていた。自信を持って元気に霞ヶ関で活躍してくれることだろう。

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2013年5月 2日 (木)

【春遍路授業連絡】

本日、ジャンボフェリー利用の方は、23時より、森栗が神戸港乗り場におりますので、4人集まり次第、4枚回数券を買ってもらうよう指示します。通常1800円のところが、1450円になります。高松→高知は JR普通で四国山脈を抜ける予定。

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2013年5月 1日 (水)

続 渋沢栄一『論語講義』

渋沢栄一ほどの実践者が解説する論語は、自分の人生経験を通じて、心に沁みとおるように理解できる。
 何を寝言をと言う人があろうが、自らの心の内を問いただしていただきたい。どれだけ、崇高な理論も計算も、皆、人が引き起こしている。その道理をわきまえずして、君は何をしたいのかと渋沢は問うている。 引き続きメモする。
■子曰、これを知る者はこれを好むものに如かず これを好む者はこれを楽しむ者に如かず
【森栗の思い】森毅流にいえば、「正しいこと(知)は伝わらない。おもろいこと(楽)はひろがる」。交通政策も、鉄ちゃん的な興味や人材を活かすことが大切だが、もっと大切なのは、人々が楽しくなってくるような、希望と誇りで笑顔が出てくるようなことをせねばならない。楽とはとらわれない心から出てくる。
■子曰、道に志し、徳に拠り、仁に依り、芸に遊ぶ
《講義》徳とは、自分自身に満ち足りていて外に期待しないこと(韓退之『原道』)。
仁とは、広く他人へ幸福を分け与えようとする心情。
しかし、如何に徳人、仁を得た者といえども、自分のペースを失う。政治家は政治にとらわれ、学者は学問に溺れる。世を憤慨する人は憤慨にとらわれる。だから、芸(趣味)をちゃんと持つことが大切なのだ。
■顔淵、仁を問う。子曰、己に克って礼を復フむを仁となす。一日己に克って礼を復めば、天下仁に帰す。仁を為すは己に由る。而して人に由らんや。顔淵曰、その目を請い問う。子曰、非礼視ることなかれ、非礼聴くことなかれ、非礼言うことなかれ、非礼動くことなかれ。
《講義》人間の行動には、感情に流され理性が削がれることが多い。平和にバランスをとり、道理にあうようにすることが礼だ。
【森栗の思い】多様な欲望と理性とを、社会で融合させる、すなわち礼をつくすのが協働のまちづくりであり、あまねく人々の幸福を求める仁を実践すれば、すべてうまくいく。それは自分の努力如何による。身に余るが、できるだけやってみようと思う。
■子曰、命を知らざれば、以って君子となることなきなり。礼を知らざれば、以って立つことなきなり、言を知らざれば、以って人を知ることなきなり。
《講義》人には必ず天命がある。それを知る努力をしないといけない。礼をわきまえることを惜しんでならない。言をもって人を見なければならない。これは難しい。

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