遠鉄バスは素晴らしい!
4日電子情報学会のヒューマンコミュニケーションサイエンスの発表で、浜名湖に泊まった。5日、5時45分の遠州鉄道バスに乗り、浜松駅6:42⇒10:00近畿運輸局⇒13:03同志社前:同志社大学京田辺・全国学生政策フォーラム。
早朝、バス停で待った。寒い中を数台クルマが通過すると、「早朝に、こんなとこで突っ立って…、アホみたい。誰が好んでバスなんかに乗るねん。バスは無理やわナアー」と、ついつい思ってしまう。
と始発バスが来、停まった。
「おはようございます。お待たせしまた」と、女性のアニメ声?
乗車すると、ホコホコ。女性運転手は、その後も各バス停ごとに「おはようございます。お待たせしまた」
始発バスに、次々に人が乗り、浜松駅到着前には全席が埋まっていた。
遠鉄バスは、あいさつだけではなく、近接地域は100円と設定し、待ちやすいバス停を作っている。パターンダイヤは当然。
バスの中から撮ったので「片山さつき」の政治広告が映っているが、歩道上、植込みの切れ間に、空き地に見事に風を防げる座席屋根付バス停や自転車置き場(2枚目)を作っている。
バス停と言えば、MCDecauxの透明アクリルデザインのアート広告つきが広がっている。それも一つの工夫であるが、居住性、親近性、温かさという意味では、私は遠鉄に軍配を挙げる。
「おはようございます。お待たせしました」の遠鉄ならではの努力である。警察が許可しない、都市計画・土木部局が許可しないなどと、できない言い訳ばかりを考えるバス会社や行政マンは、遠鉄バスに勉強に行ったらどうか。
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