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2013年2月20日 (水)

クリスマスバス・サンタバスはなぜ大切か

Y市のS地区から、5本/日のバスが、中心の駅に出ているが、駅から大きなスーパーまで500m、総合病院まで1km、駅で終わられると不便であった。行政が住民との意見交換を受けて、行政がバス会社と交渉した。結果、バスが、スーパー、総合病院までまわることになった。
 バス会社の厳しい経営の中で、運転手の報酬は限界まで下がっている。通常は、バス会社の管理側がOKでも、組合の了解が得られない。ところが、今回、すんなり「やりましょう」となった。
 日本初のクリスマスを行ったY市。市内のコミュニティタクシーでは、クリスマスタクシーを走らせたところ、好評。そこで、クリスマスバスを企画して、保育園の園児に車内を飾り付けてもらい、運転手が個々にプレゼントした。子供達から喜ばれつつ、ハンドルを握る誇り。サンタが運転しちょる と、誰もが見上げる。クリスマスバスの担当は、バス運転手の中で、人気になったという。20130217 20130217_5
 地域に喜ばれる、プロとしての喜び。この記憶が残っていたためか、地域の利用者の思いが簡単に伝わり、組合としても協力してもらえたようだ。
 京王バスでもクリスマスサンタバスをしている。韓国でも同様である。20130217_2 20130217_4
 バスは厳しい経営の中で、賃金が限界まで抑えられている。それで事故を起こしたら過失致死で罪になる。割に合わないわけで、余分に回ってくれといわれても、組合が断る気持ちもわかる。しかし、クリスマスに、子供たちから喜ばれ、サンタが運転していると尊敬され、悪い気持ちはしない。
 行政マンの仕事は、市民の声と、働く人、そして事業経営者、運輸局、警察の間を丁寧にコミュニケーションを粘り強く働きかけることであり、クリスマスは最も相互理解に便利なイベントのようである。

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