富山の若者育て中心市街地活性化
5月に相談会をし、8月に、地元事業者のサポートを受けた12団体のプレゼンがあった。3団体を本採用、賞金付き。3団体を特別枠採用、サポートすることになった。
高校生のかまぼこプロジュクト、自然木ベンチづくり、まちなか文学劇プレゼン、地場産物製菓、まちの人ポスター掲示、雑貨作りなどが、イベント時間調整、コラボレーションしながら展開した。賞金は気持ち程度。労力、旅費の持ち出しのケースもあった。でも、まちづくり会社は、会場を提供したり、オーロラビジョンを開放したりしてサポート。この、まちづくりとやまの、学生まちづくりコンペティションの報告会に、出席した。各事業のコラボレーションは、まちmuchまーち と題して、テーマ曲までできていた。http://machimuchmachi.web.fc2.com/top.html
学生が、街と人を面白がり、そのコミュニケーションを楽しみました。運営した学生はマネージメント力を育て、参加した学生もそれぞれ成長した。人を育てる街は、必ず人を集める。
この希望と面白さを、大学の後輩に伝えて欲しい。この希望と面白さを、多くの商店主に伝えなければならない。そして、この希望と成長を、自分の未来に活かして欲しい。
大学の中で、正しいことを勉強しても、伝わらない。まちなかの、面白いことは、広がる。
まちづくりとやまは、この若者活動サポート事業を、あと5年は続けなければならない。10年たてば、川に放った鮭の稚魚のように、この若者達が大きくなって戻ってくる。富山で大きな起業をしてくれる。総曲輪の未来は明るい。
頑張れ、若者。頑張れ、心ある事業者。頑張れ、日本一の人育てのまちづくり会社、そして、富山市役所職員。
こんな話をしていたら、まちづくり会社の職員の顔に、グッと力が入った。この感激を、活かしたい、伝えたい。
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