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2013年1月30日 (水)

コミュニティタクシー住民運営者との意見交換

クルマ中心の暮らし、高齢化と人口減の中、行政が良かれとコミュニティバス、コミュニティタクシーを、勝手に走らせても、誰も乗らない。京都府の某市は、料金を半額にしたが、乗らない。
そんな中、Y市は、実証実験に応じた住民団体に、コミュニティタクシーを計画、運営してもらっている。運行は、地域のタクシー会社。乗車率30%,収益率30%という厳しい基準を越えねば補助対象にならない。ダイヤ作成や、待合所整備、バス会社との調整、チラシ作りなど、担当職員が個々の地区に張り付き支援しているようだが、運行主体は、あくまでも住民団体。運行を始めて数年になっていないが、当初、厳しい基準と、幹線であるバス路線に重複して走れず、直接、隣町の総合病院、隣町のスーパーに行けないことに、険悪な空気もあった。
が、今日の話では、
◾工夫
a)リーダーが順繰りに選ばれる。
➡特定の人に頼りすぎると、運動が続けられないことがある。
b)わかりやすいチラシを使って、個別に呼びかけて乗ってもらう。
⇨一人で乗るのはもったいないという人もいるので、路線的コミタクでも、一人でも乗れるグループタクシーでも、一緒に買い物も、一緒に通院を、個別に呼びかけてもらっている。
c)だんだん、コミタクに乗り、路線バスに乗り換える人も出てきた。これで、幹線である路線バスが守れるなら、結構なことだと思っている。だんだん、住民のみなさんが、理解し出した、。
◾悩み
①将来の見通しが立たない
⇨今は、スクールバス代わりとしての予算措置で、3人の中学生が乗ってくれているが、彼らが卒業したら、乗車率が落ちる。
⇨医療費が制限され、通院する機会が少なくなって来つつある。
⇨ディープユーザーが入院したり、子供が戻ってきて家族送迎となりコミタクとご無沙汰する人がでたりする。
➡将来はわからない。でも、今、暮らす人が、安心して暮らせるために努力することでしか、地域は守れない。厳しい時代を、軽やかに、やり甲斐と誇りを持って、故郷を守ろう。
②ニュータウンのコミタクでは、乗る人が増え、追加便による不採算、途中で降ろせという我儘客も出てきている。
➡コミューター(15人乗り)による、路線化も視野にいれて、法的、経営的に、どっちが合理的か、研究せねばならない。
③毎年、協賛金を集めるのは辛い。「またか」と言われる。
➡A地区では、まちづくり協議会の事業としてコミタクを位置付けており、協賛するのが、当たり前となっている。地域の活性化があっての商売。商工会議所も考えねばならない。A地区では漁協まで協賛しているという。みんなで支える地域力をあげていくしかない。

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