千玄室、平和とは何か、己を捨てる、一歩引く
大阪大学会館で、90歳、元特攻隊員、生き残りである裏千家家元の迫力満点のお話に圧倒された。
平和とは、穏やかに暮らすことで、そのためには、政治や政策に関わるものは、己を捨てねばならない。政策や発言力は指導者、政治家には当然必要であるが、どこかに己の臭いが紛々としているリーダーや政治家は信用できない。己を捨てた上で、公共など物事をすすめるには、「一歩引く」ことが重要だ。お手前を受けたら、茶碗をそのまま飲まずに、少しずらし、全体を味わうゆとりが必要だ。
宗匠のお話は示唆が多く、その言葉を正確に表現していないが、私は、そう受け止めた。
現代に生きる日本人として、千玄室宗匠の話は、一度は聞くべきお話と理解した。
大阪大学未来共生イノベーションとしては、次回、松浦元ユネスコ事務局長、朴一さんらを含めて議論される。森栗は山口に行かねばならないので欠席だが、一般参加OKです。ご関心のある方は、下記にお問い合わせください。
■1月29日14-17:45 万博公園のexpo阪急ホテル
■主催:大阪大学未来戦略機構第5部門
■申し込み 未来共生ローチングセミナー参加申し込み 06-6949-8138
氏名、住所、電話、FAX、勤務先、勤務先住所、勤務先電話、勤務先FAX を書いて
http://21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/events/2013/5426
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 子供の死 と 最高の仕事 との背中合わせ(2019.02.17)
- ソロー 野生 意思に応答する 自由・愉快 延藤安広の言葉(2017.04.03)
- 偶然と必然(2016.04.04)
- 歴史から考える府市合併と大都市自治(2015.07.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント