2013年地域交通コミュニケーションシラバス案
■地域交通コミュニケーション概論 能勢電沿線未来戦略会議【豊中】第1期月曜2時間目(社会人・他大学公開不可能)
鉄道を活かしたまちづくり戦略と実験を議論し、実践する。危機に瀕する日本の地方鉄道を救済するのは、大阪大学学生のコミュニケーション力!政策鉄ちゃんも非鉄も歓迎。
阪急創始者の小林一三日記「沿線は理想の住宅地になれり」を現代で、どう読み解くべきか。阪急傘下の能勢電と沿線をどう守るべきか。理想の地にするのか。誇りある関西私鉄資産を活かしたまちづくりのために、君はどう考えるか、動くか。
若者よ、ひからびた統計を机上に残し、町に出よ!そして、歩け。町を見よ。そして、暮らしの声に耳をすませ。そして、ともに考えよ。歩く巨人、宮本常一のように。
【資格】休日も含めて現地で調査し、実際の実験を計画し、実施できる責任感があること。参考書を読みこなす意欲があること。
【特典】能勢電鉄全線受講期間無料券+阪急(川西~石橋)回数券
ビール電車等アルバイト、優先採用
実験に成功すれば、妙見山でバーベキューが提供されることも夢ではない?
電鉄系を含むビジネスキャリアを持つことができる
1、 オリエンテーション(受講動機を聞き、選抜する)[ゲスト:能勢電鉄]
4月15日を想定
2、能勢電の歴史と地域開発[ゲスト:能勢電鉄]と語り合い
3、能勢電鉄の課題について語り合おう[ゲスト:能勢電鉄]
(宿題)参考書を読んでくる
4、5、日本公共交通史と現状課題、KTRをどう守るのか 語り合い
7、8、世界の公共交通史と現状(ブログ参照) 語り合い
9、10、現地調査(土日)(6月23日を予定)[案内:能勢電鉄]
11、12、夏の実験計画
13、14,現地で実験開始(場合によっては、現地シーズ調査、ステークホルダー意向調査調整交渉)
15、住民、川西市役所、能勢電鉄を前にプレゼン(7月22日18:30~ 川西能勢口駅)
【想定される実験、提案】どのような社会実験になるか、調査提案になるかは、指導者としては想定しているが、想定を上回るアイデア、活動を期待している。
【評価】毎回、メールで参加度をチェックする
■地域交通コミュニケーション特論(他大学・社会人受講可能) コミュニティ交通計画【吹田】第2期月曜2時間目
コミュニティや協働のまちづくり、限界集落、社会基盤を考える学生は、この授業を履修して、地域社会の本質に迫ることができる。日本唯一、文学博士がいざなう土木計画に挑戦せよ!政策鉄ちゃんも非鉄も歓迎。
大阪市、神戸市など大都市の交通空白、淡路島、京丹後など過疎地の交通空白、山口、高岡、北海道など地方都市の交通の空洞化。これを食い止めるには、住民、鉄道・バス会社、行政の協働しかない!高齢者だけでなく、若者移動も視野に、移動自由な地域づくりをせねばならない。社会人聴講を歓迎する。
【特典】大阪市各区等の生活交通調査(有償)に希望者は参加できる。
(4-9月もあるので希望者は、事前連絡が欲しい。他に、大阪市でコミュニティづくり等のプロジェクトも予定している)
1 オリエンテーション(予習 教科書)
2、3 くるくるバスと話し合い(予習 教科書)
4、5、淡路島長沢バスと話し合い(予習 教科書)
6、7、山口市交通まちづくり計画と話し合い(予習 教科書)
8,9、京丹後市上限200円バスと話し合い(予習 教科書)
10、11、バス事業者が逃げ出した当別と話し合い(予習 教科書)
12、13、ラクダ高岡と交通市民運動(予習 配布資料)
14,15 大阪市交通局民営化の功罪とその対処
※オプションとして、バス未来を考える会等への出席を求めることがある
【評価】毎回参加度をメールでチェックする
【教科書】森栗他「コミュニティ交通の作り方」学芸出版1500円、
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