バス運賃とバス事業衰退と自転車(11/2記事、留学院生含む授業向書換)
the variation in passenger volume of Japanese bus srivice
1950年から1970年くらいまで、路線バスbus on a regular routeの運賃passenger fareは、物価上昇に比して、値上げが小さかったPrices fluctuate narrow。高度経済成長期 high economic grouthの物価の騰貴傾向advanceに対し、政府は公共料金抑制策をとりgovernmental contlor、自動車関係運賃(バス料金)値上げについても黒字経営業者black-ink balance には認めない方針を打ち出し、運輸省Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism所管のバス運賃も経企庁の了承なしには決められなくなった。その反面、資材materials、人件費payroll costsの相次ぐ高騰、諸税の増徴など、バス事業の経営環境はしだいに困難になってきた。1973 年10月、第4次中東戦争が勃発して、軽油をはじめ石油製品、諸物価pricesが高騰し、これにつれて賃上げ要求も激化し、バス事業者は二重の困難に見舞われ、運賃値上げを一斉に申請したadmission of high fare-up。その後ようやく物価が沈静したかに見えた1979年、第2次石油ショックがバス事業者を襲った。ここでも一斉に運賃値上げを行なった(北海道バス協会HP)
結果、国民は電車には仕方なく乗るが、短いトリップのバスを見放し、自転車に走った。しかも、石油不足下、自転車は少エネとして推奨された。
高度経済成長下、物価高騰のなかでも輸送人員を増やし経営をしのいできたバス会社が、石油ショックを機に、その責任を消費者になすりつけたためtransform、1973年、人々はバスを見放し、自転車で我が物顔で歩道を走り、駅前に放置するようになったのであるbicycles left (in no-parking zones) around the station。(『交通計画集成7』)
自転車野蛮化の主犯は、1973年頃のバス会社(認可した運輸省)であり、それが今日のバス事業存続の危機を招いている。
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コメント
自転車は言うまでもなく、排ガスも騒音も出さないもっともクリーンで健康的であり、理想的とも言える車両であります。
バスの排気ガスで咳をしている子供らの姿を見たことはありますか?私はあります。バスの排気ガスは地域を汚損させているのです。バスのみならず、自動者全般の乱用が、地域の清らかで安全な環境を破壊している現実もあります。通学路でさえも自動車の野蛮で我が物顔、自己中心的な抜け道利用、そして暴走速度によりことごとく安全が破壊されている。
だからこそ、いま、脱自動車を推進している地域への移住が進んでいるのです。
自動車により危険になっている劣悪過酷な地域からは、人が少なくなる一方です。
自転車は排気ガスを一切出さず、市民の健康を増進し、地域の医療費軽減にも作用します。だからこそ、自転車で諸用を安全便利に済ませられる地域が人気であり、よそからの移住者で人口が増加しつづけているのです。
また、自転車が歩道を走るのは、車道における路上駐車・違法駐車や速度超過、自転車利用者が恐怖を感じる強引な追い抜き、幅寄せ(暴行罪に該当し、懲役二年以下)、クラクション(=警音器使用制限違反)他多数の交通犯罪や危険運転が蔓延しており、先進国では当然のようにある自転車通行帯すら整備していないからです。自転車は、自動者の野蛮で我が物顔な危険運転により歩道に追いやられ、歩行者ともどもしわ寄せを受けている。歩行者も自転車も、自動車の被害者であるわけです。
行政は、車道を自転車で道交法通り秩序正しく、安全快適に走れるような環境整備に尽力してきたでしょうか?いいえ、決してそうとはいえないはずです。
車道を自転車で走ってみれば、自動車運転手らの自己中心的ぶりを痛感します。路上駐車、違法駐車、速度超過、側方間隔1.5m以上あけない追い抜き、幅寄せ、警音器使用制限違反、強引な割り込み、強引な追い抜きからのかぶせるような左折、いくらでも挙げることができます。
自転車が安全に車道を走れるよう物理的なインフラを整備せず、自転車利用者をおびやかす自動車への徹底取り締まりもせず
無料駐車場すら整備してこなかった行政、すべての問題の根源である行政に対して批判し、抗議し、改善要望を出すのが筋であり、もっとも建設的な唯一の道と言えるでしょう。
自転車の野蛮化などと放言するのは、まったくもって的外れと言えましょう。それを言えるのは、自転車が秩序正しく安全に走行でき、駐輪できる環境整備をしっかりやってからというものです。
投稿: 佐藤 | 2012年11月20日 (火) 20時58分
ご意見ありがとう度剤ます
投稿: もりくり | 2012年11月21日 (水) 03時52分