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2012年11月29日 (木)

越中八尾おわら風の盆:やまとに帰ろう

Image  町の 旧色街、鏡町の空家を、三味線地方(ジカタ)の若手職人らが自前で改修し、山元食堂を作った。無菌豚の鍋が美味しい。彼が、まちづくりへの思いをこめた写真がある。町の人には、「何を考えてるんだ」と、散々だったようだが…
 八尾は、近世近代、蚕や紙、薬草など、飛騨の山の幸を集め栄えた。蚕の卵を付着させた蚕紙のほとんどが、この町から出た。加賀藩のお蔵と呼ばれていた。その富をもとに、金沢東廓と連携した芸事が、鏡町に定着し、町奴(ごろつき)が広めたものを、川崎順二が文化人を呼び込んで洗練させ、今日にいたっている。
 風の盆の後、一晩、白々と明けてくるあさぼらけまで地方が流すのは、酔狂の極み、町を愛し楽しむ遊びの精神。
 江戸の町火消を引き出すまでもなく、町を思う職人衆の公腹(公共心・愛着心):「町への思い」は大切だ。
 「やまとに帰ろう」は、日本民族ではなく、山産物の豊かさをひかえた山都、山の出口の谷口の市町=山門、八尾の誇りに立ち返ろう、観光であたふたするのではなく、誇りある八尾のまちを自分たちの手に取り戻そう!、という意味ではなかろうか。
 「山都(山門)に帰ろう」
私は、深い言葉だと思う。

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まちなか再生とツーリズム」カテゴリの記事

コメント

たいへんご無沙汰しています。
プロフィールを拝見して、教育大におられた「森栗さんだ」とわかりました。
私はほとんど大学に行きませんでしたが、石井先生の宴会だけはほぼ皆勤賞でした。

十数年前に独立して、細々と土木の広報業務をやっています。

投稿: 道下弘子 | 2012年11月29日 (木) 09時37分

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