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2012年10月30日 (火)

長沢ミニバスの周辺

 淡路島の長沢ミニバスは、クルマに乗る人も乗らぬ人も住民が1万円/世帯出して、ボランティア運転手(若干謝礼)と、行政の若干の補てんだけで運営している。従来から棚田のある山間から、医者やスーパー、郵便局のある津名の町まで行くバスを検討してきた。バスが具体化したのは、阪神大震災後である。海岸部に比べれば貧しい山間の村は、助け合わねば暮らしていけぬと、被災して苦闘する海岸部の村を見て思った。それでバスが走りだした。住民が負担シェアする淡路島長沢ミニバス
 隣の生田でも、過疎地を活性化しようと、水車小屋、そばカフェ、廃校を利用したノマド芸術村などができた。休日やイベントでは多くのクルマが押しかけるまでになっている。が、棚田の狭い道にクルマが入るので問題になっている。そこで、そばカフェの駐車場にレンタル超小型電動自動車(幅が狭い)を数台置いて、パークアンドレンタカーを検討している。
 一方で、観光ではなく、人口減の村の高齢者の日常移動をどう担保しようかと思案した。価格や運用を考えると超小型電動自動車ではなく、タクシーを共用して乗るグループタクシーが有効ではないかという声もある。近くの長沢がやっているような、集落全戸がお金を出し合って運営する自主運行コミュニティバスは、ボランティア運転手の確保が難しく、維持コスト負担もかなりあるので、既存タクシー会社と連携する山口市のようなグループタクシー制度に学ぶような議論が出つつある。Wataruh_ikuta

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コメント

なにも、排ガス、騒音を出し、地域を著しく危険にしている石油燃料車両に執着することもないでしょう。
電動アシスト自転車やベロタクシーでよいではありませんか。
自転車の健康増進効果は、高齢者にこそ必要です。自転車は寝たきり防止の効果も高いですから。ジョギングと比べて格段に膝にやさしいというのも、高齢者にも自転車が適している理由のひとつです。
維持費についても、自転車用品の維持費など、知れたものです。
地域の清らかな安全環境との自立を考えれば、石油燃料車両にしがみつくことは、決して良策ではないと私は考えます。

投稿: 佐藤 | 2012年11月20日 (火) 21時07分

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