« 防災侍24区を行く? | トップページ | 何ゆえ、高齢者おでかけICカードではなく、若者・子育て支援の中心市街地活性化なのか »

2012年9月 6日 (木)

地縁町会曰く「お前ら(市民ネットワーク)の指示では動かんぞ」

大阪市では、既存地縁組織(連合町会)の活動が高齢化で不活発になってきた。そこで、ここ数年、区ごとに「わがまち未来会議」(ネットワーク)を組織し、自由な活動を展開している。某区わがまち某班では、250町会:区内一斉の声かけパトロール、区内全域の門灯点灯をしようと、約20の地縁の防犯協会支部に集まってもらい呼びかけた。すると「お前ら(ネットワーク)の指示では動かん(動きたくない)」との声があがり、ネットワーク運動はフリーズしてしまった。
 地縁団体への補助は、橋下市長から「地縁は集票マシンだ」と、全面カットされている。一方で、防犯活動やお祭りには、地元から寄付が集まる。「ネットワークの指示では動かん」とは、その実、このカネとメンツへの地縁組織の思惑が見え隠れしている。
 私は大阪市の講師派遣制度で、このわがまち某班の相談にあづかり、みなさんの意見のなかから「楽しい活動」「多様な連携組織」「ビジョンを立てる」などを指摘した。
 そこで、このネットワークでは、区の中心の総連合会長と区防犯協会会長を招き、ネットワークと意見交換する会が4日夕方行われた。私は再び招かれた。
 総連合会長、区防犯協会会長は地元の有力中小企業の社長さんで、地元貢献の思いが強く、バランス感覚に秀でている。ネットワークの活動を評価し、一緒に「エー町にしたい」という錦の御旗をたて、呼びかけ準備会を作って、「現行の地縁の防犯活動を認め、それの延長、負担は増えない」という呼びかけ方が重要とアドバイスしてくれた。これに呼応し、青少年指導の代表は「我々ももっと地域に入る方向を模索中。一緒にすすめたい」と表明。総連合会長は、「実際の夜の(毎月)パトロールは3地域/約20地域 しかできていない。学校やPTAにも呼びかけて、この機会にすすめてほしい」と吐露された。集まったメンバーを、「住み続けたい■区」「■区をエー町にしたい」という呼びかけ準備会として、すすめることになった。
 会議が終わって、ネットワーク班長(看板店)の顔は興奮で紅潮していた。私は、彼とそっと握手して去った。帰りの商店街で、売れ残りの鯵南蛮漬け8尾200円、トンカツ2枚300円を、明日のおかずのために買って帰った。こんな遅くまで仕事をしている人も、安心して子育てできる町にしなければ・・・。
いろいろ課題はあるが、大阪は一歩一歩、議論して動いている。大阪は人の町や。
 

|
|

« 防災侍24区を行く? | トップページ | 何ゆえ、高齢者おでかけICカードではなく、若者・子育て支援の中心市街地活性化なのか »

まちなか再生とツーリズム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 防災侍24区を行く? | トップページ | 何ゆえ、高齢者おでかけICカードではなく、若者・子育て支援の中心市街地活性化なのか »