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2012年8月31日 (金)

超小型電動自動車実験の検証(淡路島)

淡路環境未来島の活性化策のひとつとして、日産の超小型電動自動車体験者の意見を伺った。過疎地高齢者の利用可能な移動手段を超小型電動自動車も含めて10書き上げ、経済性、制御性(操作コントロールできるか)、安全性(もし事故がおきたとき)、利便性で5段階評価してもらった。事前に用紙を用意し、私の見地からの評価を入れ、それを参考に、小型電動自動車も含めて、相対評価をもらった。ただ、自家用車依存の元気な高齢者に、そのほかの移動手段の可能性、自動車の危険性を理解してもらうのは難しいことがわかった。また、バスよりもタクシーへの信頼、期待が高いこともわかった。
 超小型自動車についても、ミッションボタンが高齢者には押しづらい、ゴーカートのように車高が低すぎて乗り降りが高齢者には辛いなど、多くの課題があることがわかった。
 こんなんできました。だから高齢者にどうですかという、技術オリエンテッド、ニーズ・アバウトではいけない。地域の暮らし方を意識して、新技術を展開する方向を考えなければならない。次の話し合いは、9月7日、淡路島生田のそばカフェである。観光も意識して、議論したい。
Img 路線バスは、高校生通学用に4本/日。バス停から被調査地まで0.5-0.9km、比高10-20m。これはバス停圏域とは言えない。使えない。実際、使っていない。

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