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2012年6月15日 (金)

太陽光発電は必要でしょうか?オール電化で良いのでしょうか

私の場合、2000年当時、京セラの128wモジュール24枚(3.072kw)+パワーコンヂショナー+工事費込みで約240万円。新エネルギー財団の補助金が、83万円弱。約160万円で設置した。今は、3kwで165万円、補助金9万円程度の見通し。
 私の場合、3人家族(夫婦と留学下宿生)、オール電化で2012年6月分の電気料金が7030円、太陽光買取料金(私から見れば販売)が9024円である。もちろん、ガス代は0円で、エネルギーコストは、-1994円。時間性料金(従量制か時間性かは選択。オール電化の場合は夜間ヒートポンプが前提なので時間性)で、これを6年前、平成17年6月(3人家族)電気料金が6508円、買取が3709円で、エネルギーコストが2799円 と比較すると、
ディタイム(10-17時)(26.68円/kWh→28.02円)を 21kWh使用→8kWh
リビングタイム(7-10,17-23時)(20.38円/kWh→21.64)を149kWh→96kWh
ナイトタイム(23-7時)(6.8円/kWh→8.19円)を      399kWh使用→513kWh
買い取り価格             3709円→9024円
エネルギーコスト          2799円⇒-1994円
 冷蔵庫の中は整理して温度を冷えすぎないようにし昼は留守設定にして外出、照明はほとんどLED、液晶テレビは輝度を落とし、炊飯器や掃除を23時以降7時前にしたが、電気料金の上昇もあり効果は見えづらい。2406
 冬は、平成17年1月が電気料金18885円、太陽光買取1905円。平成24年1月が電気料金15185円、買取料金6432円。別に石油ファンヒーターが2缶3238円(石油情報センター2012年3月)を同額で計算すれば、冬のエネルギーコストは20218円(平成17年)から11991円に減っている。つまり冬の場合、
ディタイム(10-17時)       91kWh使用→ 37kWh
リビングタイム(7-10,17-23時)522kWh使用→380kWh

ナイトタイム(23-7時) )を      956kWh使用→762kWh
買い取り価格               1905円→6432円 
エネルギーコスト    20218円→11991円
2401  結果、以下のことが指摘できる。
・少々の省エネよりも、太陽光発電買取価格48円/kW(これからの太陽光発電は43円、燃料電池発電と併用は39円)が大きい。これが7月から全量買取になり10年続く。
・節電の効果は、冬に大きくあらわれる。

得かといわれれば、全量買取で毎月1万円の買取があったとしても、156万円(補助金9万円)を取り戻すには、13年かかる。が、12年使っても、ほとんど性能は落ちない。17年で5%くらい落ちるかもしれないといわれている。
 しかし、自然エネルギーを使うことで、節電をしようという大きなインセンティブを得ることができる。それは、太陽の恵みや、地球のこと、日本の電力のことを考えながら暮らすという意味で、人生を豊かにする、家族の暮らしを豊かにするという意味で、やらない手はないと思う。
 私は無理して太陽光発電をして、まだ元はとれていないが、人生の豊かさは充分いただいている。
 


   

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