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2012年5月28日 (月)

日本生活学会大阪大会【授業:観光演習まち歩き】連絡

27日は、津波高潮ステーション、松島遊廓、津波碑、海より低い住宅地と高潮堤防、大正島への渡船、地下鉄トンネル土砂を積み上げた昭和山、沖縄県人会の綱引き準備などを見学した。Img_17601 大阪市営渡船(大正ー西成間)の学生
 大都市大阪の天災苦難とそれに対処する市民力、地域の誇りある歴史を学んだ。
この大学院授業がなければ、渡船に乗ることも、大正区を歩くこともないだろう。大阪大学の学生が、大阪のまちの多様な魅力、大阪市民の思いに耳を傾けることがあっても良い。専門家としての大学院教育に、まち歩きがあっても良い。幅の広い人格の専門家になって欲しい。

次回は、まちの多様な暮らしの魅力探し:まち歩きの考え方として、日本生活学会の発表を聞く。於:大阪大学中之島センター【一般聴講歓迎、梗概集1000円】
以下の内、一日~半日 聴講する。欠席補填として、2日来る、または、午前:午後来ることもOK
受講生受付に名前を記入し、梗概集を授業資料として無償で受け取る。受講生以外の学生
は資料代1000円一般4000円    
■ 6月2日(土) 15:00-18:00
『食の安全・安心・信頼』食の安全・安心をめぐるコミュニケーション、「食品の安全を考える−食品と微生物汚染」
「地域の魚をめぐる漁撈・加工・魚食−資源循環の民俗」「たべることから多文化な社会をデザインする仕事」 
■6月3日(日)9:50-11:50 A会場:『食・健康・環境』    
A1 「名古屋圏におけるモーニングサービスに対する人々の期待と利用行動―中高年勤労者の事例―」   
A2 "「ベトナム南部の都市部における子どもの生活習慣と栄養状態の変化―幼稚園児の生活習慣及び食習慣と肥満に関する調査:2009年と2011年の比較―」"   
A3 「商店街における育児支援事業の運営体制変化が母親の育児環境に与える影響」      
A4 「中国北方都市の大気汚染状況分析並びに環境政策新動向についての一考察」   
■      9:50-11:50 B会場:『住居・生活史』   
B1 「脊髄損傷による下肢障害のある人の住まいに関する事例研究」   
B2 「シェアハウスの動向と実態に関する研究」       
B3 「わが国の明治・大正期におけるツーバイフォー住宅の変遷に関する研究」   
B4 「戦前の日本で竣工した木骨鉄網コンクリート造住宅の特徴について」          
■      9:50-11:50 C会場:『地域・伝統』       
C1 「超高層ランドマーク出現期における近隣住民か・抱く風景のイメーシ・構造―東京スカイツリー」      
C2 「えびす信仰の現在」   
C3 「居住者の生活体験に着目した「地域への愛着」の醸成構造―多摩諏訪永山」   
C4 「観光みやげにおける生産過程の表現―ベトナムにおける雑貨と菓子をめぐって―」 
■       
12:20-12:50ポスター説明:各10分
P1 「室内装飾における西洋風の受容―家具と窓の装飾―」   
P2 「歴史学と製錬工学を基軸とした文理融合研究による環境改善への実践的展開」   
P3 「専門家と住民間における空間イメージ共有のための作図技法に関する基礎的研究」   
■      12:50-15:20 A会場:『コミュニティ・ネットワーク』
A5 「インドネシア東ジャワ州シドアルジョ県の熱泥噴出問題が地域コミュニティーにあたえる影響」   
A6 「離島における新エネルギー普及の可能性について」   
A7 「都市近郊における新規就農者の営農及び都市住民とのネットワーク形成の実態―埼玉県さいたま市見沼田んぼを対象として―」   
A8 「個人のオープンエンドな連関による“まちづくり”―東京都国立市 」 
A9 「極小エスニック集団の支援ネットワーク内の宗教施設の役割 ―ミャンマー人チン族」   
■      12:50-15:20 B会場:『教育・実践・生活』  多目的室302室
B5 「戦後高等教育における家政学:東北大学農学部生活科学科の事例をもとに」   
B6 「中学校における考現学的フィールドワーク実習の成果と課題:2年間の試みから」   
B7 「フィールドワークのための身体をつくる:「まち観帖」のデザインと実践」   
B8 「大正・昭和初期におけるモダン着物と着装・マナーの変容―婦人雑誌付録を中心に」   
B9 「20世紀における日本の食生活の発展―『主婦之友』に掲載された献立の収集と分析を通じて」   
■      12:50-15:20 C会場:『デザイン・設計』  多目的室303室 
C5 「フィンランドのパッケージデザイン」   
C6 「シール付き透明付せんのデザインプロセス―エコメッセージを伝えるコミュニケーションツールとして」   
C7 「小津安二郎が監督した映画に見られる椅子と起居様式」   
C8 「わが国戦前期の台所設計競技に関する一考察」   
C9 「近代朝鮮における近代住宅思想の形成に関する一考察―朝鮮人建築家「朴吉龍」と「朴東鎭」の住宅談論を中心として―」   
■      15:30-17:00 共同討議「協働まちづくりと地域福祉・地域生活」    
森栗、藤原明( りそな総合研究所)、野村知子(桜美林大学)
■      15:30-17:00共同討議「今和次郎における『日本の民家』の位置づけと無名性の根拠」      

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