大阪市SB;CBによるコミュニティ参画人材:起業・クリエーター
行政改革によって、施策管理を役所が手放し住民に解放しつつ、若者起業の参画を得て、自ら創り上げるコミュニティを考え、各方面と事前議論していると、要は、コーディネータ人材・候補があるのかということが課題としてみえてくる。
『住み開き』にあるように、大阪には人材が多い。著者のアサダワタルさんはドラマーかつクリエーターだが、現在、障害児施設での音楽表現プログラムを創っている。こんな創造的な福祉が、まちなかにあふれることが大切だ。本に紹介されていたシカトキノコの藤田さんは、グラフィックデザイナーで、まちづくりに関わっている。玉造のキャラクター:トラとーちゃんは彼の作品だ。
長崎さるくの創設者:茶谷浩治さんと一緒に「大阪あそ歩」を始めた陸奥さんも、有意の若者だ。一人親家族支援NPOあっとすくーるの渡さんは、地域での教育支援まちづくりの核になる人材だ。
大阪市社会福祉協議会:ボランティア情報センターの『Comvo168』には、さらに人材が紹介されている。
「育児や育児はキャリア」と主張し、働くママを支える㈱{大阪市淀川区}マザーネットの活動は、社会的ビジネスを活かした地域づくりにおいてぜひとも連携したい頼もしい人材だ。虐待や家庭内暴力で苦しむ人々を地域で支えるには、マザーネットのシーズを地域住民と連携させ、行政委託する必要がある。
関西のクリエーター・デザイナーの仕事作り(外国人観光スマートフォンアプリ開発や大学生中途退学予防事業、お墓参り代行などをしている)㈱チュラキューブなど、「社会と関わる」起業家とも連携し、そのシーズを活かして、地域住民と連携し、行政委託して地域課題を解決したいと思う。
大阪には人材が多い。これが資産だ。
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