地域での社会的起業を展開する人材
昨日、社会的企業創業支援ファンドの報告会に出、4つの報告があった班で、議論をした。
外国人シーズを活かしたまちづくり、地域づくり、学校支援などをする団体。糖度の高いトマトを過疎地の女性に完熟野菜ソースを加工してもらい、幼稚園に通わす合間の短時間就労を促進し、仲間づくり・小さな収益を担保する会社。摂食障害の人が元気になる写真アップアプリや失職障害辞典のアプリ販売。一人親生徒の学習支援団体などの話しを聞いた。
すべてが、即、ビジネスになるとは言いがたいが、摂食障害アプリ(あかりプロジェクト)は大学や自治体の心の相談室にポスターを貼るだけで、ビジネスになると思うし、パニック症候群などにも展開できる。誰にも相談できずに悩んでいる人には、有効なビジネスとなろう。
完熟野菜ソースも、生産とマーケティングのバランスが難しいが、過疎地の女性の支えあいに役立つ「お助けトマト」として、面白い展開をするだろう。
学習支援の起業の人材は、いっそ、地域の人と組んで学校の管理をしてもらい、そこで学習を展開する手もあろう。地域に、低所得、1人親を中心に教育バウチャーを配り、それを活用した教育支援を、学校空き教室などで展開する可能性があるのではないか。
そんな妄想が拡がった。
参加の目的…人材探し 目的達成
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