天王寺再発見
10月10日は結婚記念日。大阪駅からバスで、街を実感しながら天王寺動物園に行った。
天王寺動物園は、本来の生息環境を取り入れた生態展示の「アフリカサバンナゾーン」「タイ熱帯雨林ゾーン」があり、生態に近い擬岩・植物・象の足跡、バナナ畑が荒らされたなどの掲示がタイ語でされている。すすんで行くと、草原に象発見となる。現地のような観察小屋が、動物の真上にあって、ライオンのだらしない寝姿を上から見たりする。
動物園までは、有料の天王寺公園を通過(動物園入園料に含まれる)するが、有料にしたせいか、とても美しい。
惜しむらくは、動物園の一部トイレが、少し汚かったのは残念。トイレは管理度と民度を示すが、公園のトイレはほとんど綺麗だった。
天王寺駅前の悲田院町は、聖徳太子が四天王寺に仏教慈悲の施設として建てたものといわれるが、奈良時代の光明皇后の設置が史実。悲田院町に施行院を見つけたので行ってみたが、何の説明も公開もない普通の寺だったのは残念。
近くに、中庭のある雰囲気のあるビストロがある。鮮魚や野菜など素材が美味しいイタリアン。
天王寺って凄い。20歳から大教大天王寺に通い出したが、こんなに奥深く、楽しくなっているとは、つゆ知らず。大阪は深みのある町た。
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