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2011年10月 2日 (日)

【授業報告:ワークショップ】9/17-19

CSCDワークショップ研究会は、神戸まちづくりワークショップ研究会と協議して、以下のような流れで、講義を組み立て、フィールドワーク論集中講義内でワークショップ概論をおこなった。30人が履修登録していたが、履修からのフォローを怠ったため、また授業の効果を考え十数人をめざし、意図的に勧誘せず、結果として17人程度の参加となった。
社会人公開講座2人、大学院生9人(文・工・人間科学・基礎工・法・情報)、学部生6人。
 医学系等は、集中講義、研究室行事とバッティングして出席が難しい学生がいた。
内容は、神戸まちづくりワークショップ研究会の支援を得て、以下のように展開できた。
9月17日(土) ワークショップ概論
         シートによる自己紹介法(チームビルディング)
          ちゃんと聞く
          ファシリテーショングラフィックス実践
          ふりかえり
9月18日(日) 神戸とまちづくりワークショップの歴史、上沢二丁目公園WS
         中之島空地の現況地図と現場点検、面積計算
         模擬中之島公園WS
         ふりかえり
9月19日(月) ワールドカフェ実践
         まちづくりにおけるWS
         旗揚げゲーム実践
         KJ法解説と実践
         シートによるふりかえり
学生の「ふりかえり」感想は、以下のとおり
学生にとっては、今後に役立つコミュニケーションツールになり、早速、就職面接での応用を考える学生もいた。来年も社会人聴講も含め休日に実施予定、3月に公募するので申込ください。
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2011917(ワークショップとは、話し方聞き方、ファシリテーショングラフィクス)
・多くの発見がありすぎてまとまりません。
今日のように、皆が参加者で、意見を交換できたことが、非常に楽しく嬉しいことでした。とくに、小さなグループにわかれて智恵を出し合うことは、サークルでの役立つように思います。(基礎工SY.T.♂)
・ホワイトボードの書き方を意識することははじめて。その重要性が今日はよくわかった。
▼   ワークショップによって本当に合意形成ができるのだろうか?(人科ME.O.♀)
      ファシリテートにおける「議論誘導」「合意形成」の必要性とやり方がピンときませんでした。そもそも、ワークショップでは、複数のバラバラな意見をまとめることのみが目的でないのかもしれません。モヤモヤ(基礎工MT. Y♂)
▼ ワークショップをどの場面で活用するのか?ファシリテーター養成を、どうやってすすめようか?不安定                                    (人科MN.S♂)
▼ ファシリテータがどの程度まで自身の意見を述べるべきか?ワークショップ参加者それぞれの自己主張の強弱はどうあうべきか? 感覚による判断が大きいと感じた。(工学MY.Y♂)
・達成感がある。会話もエンターメントも共感。
▼出しゃばったかな?ちょっと納得が?(工学
MK.S♂)
2人→4人というグループワークを経験し、自分をどこまで出せるのか、出せたのか⇒70-80%は表現できたか
今の気分……若干疲れた、でも満足(人科MM.E♀)
・グループワークで、一つの結論に至るまでの話合いができて良かった。
重要点をポストイットに書いて、ホワイトボードに貼るのは、良いと思った。(社会人、K.H♂)
受身で講義を聞くつもりで参加しましたが、主体的に参加する形で驚きましたが、貴重な体験でした。 (社会人、A.Y♀)
  話合いは、今後もいろんなところで行っていくと思いますが、今日学んだことを活かせたら、どれだけスムーズな話合いになるのか、楽しみな気がします。
▼ですが、うまく行くことばかりでもないと思うので、たくさん学んで実践していきたいと思いました。わくわく・・・。(文学
SS.N.♀)
・話さないでいた方が良いこともある、という事を(学んだ) 疲れ(工学ST.Y.♂)
最終的に個性だろう…と思いつつ、道具としての知識や技術は、あるにこしたことはないですね!!ソワソワ(経済SA.N.♀)
・“今日の発見”ファシリテータとしての役割は、“主張”ではなく、“理解”に重点がおかれている。
▼とともに、とても難しい事だと感じた。(理学SH.S.♂)
・ケースバイケースなことが多いので、判断力が重要か?それは、慣れなのか?(文学MY.T♂)
・普段は体験できないことに触れる機会が得られて良かった。自分の気付けなかった一面にも気づくことができた。今後、発言力を改善したい。ファシリテーションは難しいが面白く感じた。気分、スッキリ。(法学MS.T♀)
恣意的なリーダーにならないファシリテータが理想です(経済SY.K.♀)

21011918(ワークショップの歴史、公園ワークショップ実践)
・いろんなアイデアが出てなるほどなあと思った。アイデアをレイアウトに落とすのが難しかった。(社会人、K.H
今まで考えたことの無い視点で、公園と中之島について考えられた。人それぞれに「こだわり」があり、一見バラバラに思えることでも、つなぎ合わせると良いものができると感じた。(文学MY.S.♀)
・ワークショップは結果よりプロセスが大事ということが面白いと思いました。(基礎工MT. Y♂)
最初はまとまった案になっていなかったが、終了間際になって一気に案がまとまったことに驚いた。(工学MY.Y♂)
・意外とあたり前にある物(ごみ箱等)が重要だったこと。いつのまにか、公園づくりに入り込んでいた。まちを見ることって大事だ。(工学ST.Y.♂)
・思ったより細かく(土地の広さ、法的制限)計画を立てていったこと。より現実味がわいた。デザインゲームを作っていく手順で行き詰まる時があり、その後(班の人間)関係が近づいた。(人科ME.O.♀)
・自分が役に立てそうなことを探すのに必死で、時間が経つのを忘れてしまった。昨日より積極的になれた気がするので、この調子で頑張りたい。
▼議論をもっと深めれば良かった。(法学
MS.T♀)
・大枠をつかむことは難しい。何かしら足らないのだが・・・。立体的な構成論を学んだ。(工学MK.S♂)
・出来上がった公園は、誰もが予想していないものになったが、誰もが満足しているのではないか。このことが面白いと感じました。(文学SS.N.♀)
4人で行うということで、非常に楽しくできました。自分の思っている以上にイメージが膨らみ、完成したものは感動的でした。(基礎工MT. Y♂)
土壇場の力、共同と協働、ワークショップのプロセス管理、時間を有効に使う大切さ、役割分担の大切さ(人科MN.S♂)
・計算が早くできない弱点。意見をまとめるのに時間がかかり、作業時間が不足する。まとまるか心配したが、思ったより良い結果が出せた。しかし、自分でやってみて活用できるかナ?(人科MM.E♀)

2011919KJ法、旗あげ法、ワールドカフェ、まちづくりとWS〔以下、匿名記録〕
気づいたことは・・・
 ファシリテータが人柄が反映されるのでは・・・
 
ファシリテータの能力は時間配分
 
GW成功の秘訣は、人員配分、時間配分、資源配分、お金の配分
 自分の頭に最初はなかったアイデアが生まれた(創発性)
 WSのプロセスが参加者の納得性を高めるのに有効
 まとめずにまとめる

 WSで有意義に話しができる、議論の収束が難しい、意見を集約し理解しまとめるWSの大切さ、難しさ
 
KJ法について、みんなが納得いく結論を導く難しさ、KJ法の難しさ、様々な手法の興味深さ
 ファシリテータの役割
 住民参加は全員ではない、気づく人が現れば地域が動き出す
 WSを利用したまちづくりが多いこと
 阪大の授業でWSを取り入れている授業もあったが珍しい
嬉しかったことは・・・具体的な事例紹介は実践力upにつながる、WS事例を詳しく紹介してもらったこと
 WSの限界と可能性を知れた、WSの全体像と周辺を理解できた
 プロセズデザインとWSGW、ファシリテータ、専門家の関係がわかったこと
 ワールドカフェは、自分が書いたもの他人が書いたものを説明してつなげていけば良いのでやりやすかった。
 自分の付箋が真ん中に置いてもらえた
 
自分の意見にみんなが反応してくれたこと
 グループの人との交流が深められた、WSの価値を認める人が多くいた、意見を出し合う共同作業
 
ワールドカフェでいろんな人と話し合えた、共同作業、気軽に発言できる、気楽にできた
 
時間内に結果を出す、形にすること
残念に思えたことは・・・時間の制約→議論が中途半端→拡散、
 スケジュールがきつい、時間についていけない
 まだまだファシグラなどの理解不足、スキル不足、言葉選びが難しい
 自分が多数派の意見になっている点
(こんなに素晴らしいWSが)阪大では活用できていないこと、WS活用の場が少ない
 すぐイライラする
 KJ法で構造化ができなかった。意見がまとまらない。
 WSといっても特定の人が発言力を有する
学んだことは・・・やってみること
 簡単な仕組みづくりでも結果は大きく異なるのだということ、WSの可能性と意義、
 KJ法がグループの意見を集約させる
 時間配分の重要性
 人の意見を噛み砕いて(聞く重要性)、コミュニケーションの重要さ、価値観の違いに気づく
 ファシの能力には、考え方、性格、トーク力が必要、伝える難しさ、共有化する難しさ
 
WSが自分の視野を広げる。自分の発想の壁に気づいた。その壁を広げたい。
 KJ法、グループワーク、旗あげの大切さ、でもWSだけで完全を目指さない
その他・・・参加者を尊重している、否定しない
 姿勢は伝わる→ファシリテータのスキルupが重要
 ファシリテータが議論に入るべきか否か
 時間を忘れて熱中した
次の一歩は・・・実践すること、研修での実践、生活の中での実践、サークル練習に取り入れる
 次のインターンに活用してみる、練習
 人を知る、常に自発的に動けるように
 ファシリテーションの本を読む

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