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2011年8月 4日 (木)

公共交通活性化の人材養成研修

地域交通は、誰もが安心して暮らせる社会基盤である。従来は、交通事業者に任せておけば良かったが、今は、どんどん廃止。地方では、90%以上の移動がクルマ。
 クルマに乗れない子ども、中高生、高齢者、障害者が困り、通勤渋滞や送り迎え渋滞でCO2排出、郊外店舗が増えて商店街衰退・まちの顔が消えつつある。

少子高齢化のなか、乗り合わせる公共交通を整備するというのは難しい。しかし、福祉、教育、環境、道路、商業といった個別政策ではなく、総合的まちづくりが必要だ。福祉・教育・環境・道路・商業は、個別の臓器。この整備も大切だが、人の移動=交通は血管のようなもの。このマネージメント能力、いわば血液検査能力、免疫抗体能力向上が必要で、それら全体をマネージメントできる人材が必要。

率先した人材を交通マイスターとして認定し、その5人のマイスターと一緒に、人材養成の合宿をやってきた。
 大変だが、個別の知識を詰め込むのではなく、自治体職員どおしが、「政治的判断(圧力)によるバス路線をどうする」「要求型住民をどう変える」「庁内理解をどうすすめる」など悩みを語り合い、マイスターの助言を得て、交通を活かした総合まちづくりのプランニングの訓練を行った。

こういう地道な人づくりこそ大切で、その上での公共交通を活かした総合まちづくりの法整備がなされるものと思っている。国では、新たに交通計画課に加え、交通支援課を立ち上げている。

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