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2011年8月29日 (月)

企業参加の生野区防災マップ

28日、大阪市役所玄関ホールで、大阪市コミュニティ協会主催のシンポに参加した。
パネラーの生野区中川東連合の地元企業と連携した防災地図づくりに驚いた。
地元企業のフォークリフト・ジャッキ(24時間対応の可否)などが明記され、避難場所が明記され、自分の一時避難場所や地区の役員名連絡先を記入するようになっている。
 助ける近所の人≒地域振興会(町会)を明記している。
 その上で総合避難訓練を行っている。
 生野区は、上町台地の東、旧大和川(平野川)の浸水で苦しんだ土地柄。地盤も弱く、細街路が多く火事に弱い。上町断層の直下型地震に備えた訓練を、この地図をもとに何度もやっている。ワンルームマンションも多いが、何度も何度も「いざというときは地域振興会」と呼びかけているという。
 会長は、「地域振興会(町会)は自主防災組織」と呼びかけている。この毅然とした態度で、若者、女性も含めて、企業・学校・天理教会など多くの方と連携している。毅然として、かつ誠実に、何度も何度も、防災の必要性、地域の危険性を、丁寧に説いているようだ。
 マスコミの大阪イメージ、ご気楽、おしゃべり、好き勝手放題とは違う、「生真面目・公共を考える大阪人」が垣間見えてきた。役所依存は、微塵も無い。
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大阪市民が凄いのは、防災の話しになると、真剣に聞き耳をたてる市民が多数集まることだ。
 当日も、イベント「なにわ自慢」の関連シンポとは思えない真剣な態度、質問が飛び出し、感動した。また、日曜日なのに、市役所・区役所職員が30人程、立ち見で参加していたのには驚いた。3・11以降、市民のみならず、大阪市職員の一部には、大きな心の変化があるようだ。

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