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2011年7月31日 (日)

続々:大阪の津波・南海大地震

7月30日、大阪に現行想定2.9mの津波が来た場合、船津橋あたりに漂流物が堆積し、溢水して梅田地下街に向かうことを推測した。藤井・今村「津波に伴う鴎外タンクと漂着物による被害に関する実用的評価朱案の提案」『自然災害科学』28-4(2010)には、津波によるタンク事故をまとめている。20110731img それによれば、タンクそのものの流出の可能性は低いが、遺漏した油にエンジンをかけたままの自動車から引火し、その状態で溶着し、さらに小型タンカーなどが混じる堆積物に拡がる可能性はある。今回3.11の気仙沼の津波の状況を見れば、炎上する溢水漂流物が市街地に行かないと言い切れるだろうか。

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