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2011年6月 3日 (金)

【ツーリズムメディエート論通知】+《反省》社会を変えるには怒りは敵と思え

【授業通知】大学院共通科目ツーリズムメディエート論通知:集合場所変更:5日京都北野白梅町駅10:30

「ど頭かち割り自転車実証実験」は良ろしくない。訂正。

家康家訓「人の一生は重き荷を背負いて遠き路を往くが如し」の後に「怒りは敵と思え」とある。経典の十善戒に「不悪口」「不両舌」がある。乱暴な言葉や、対立を煽るような言葉は慎めとある⇒反省

私の厳しい指摘を前向きにとらえ耳を傾けてくれる自治体職員、国交省若手、エコモ財団、研究者、真面目なコンサルの皆さんに感謝して、「中進国」と乱暴に言い捨てず、自転車歩道走行を求めたい立場との対立を煽ってはいけない。⇒反省

自転車レーン・自転車専用線の実証実験では、小学校父母のなかには、自転車が速い速度で走ったり、子どもの車道通行を怖れる声もある。沿道商店は荷捌きや来客を考えて、タダのロング駐車場である幅2.0~1.5mの路側帯【自動車に優しい道路環境】を変えたくない意見もある。地域のあるべきまちビジョンを考え、一つ一つ説得していき、そのなかで協働の実験をおこなわねばならない。今回の自転車通行環境整備モデル地区事業は、そのコミュニケーション努力が少し足りなかった。
 今、必要なのは「中進国」「アホか」と自嘲・罵倒し「ど頭かち割り」することではなく、ビジョン共有と協働を高める戦略ソフトを組み込んだ丁寧な実証実験である。各地での自転車協働合意実験の実績のもとに、道路交通法など関係法規において、車道、歩道以外に、自転車道を組み込んだ法整備をめざすことだ。理解できる仲間を増やさねばならない。
 自転車好き以外を巻き込まねば、クルマ第一を思う人々を巻き込まねば、自転車を活かしたまちづくりはできない。「怒りは敵と思え」と自戒。

この夏、コミュニケーションデザイン・センター大学院共通科目として学生を連れ「お遍路1000km」に出る(一部、I@筑波:先生が参加)。過疎地の交通実態を観察しつつ、十善戒を唱え反省したい。

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