転換期の日本
2/3土地本位性の矛盾があっても、炭素低減本位における人間本位の支えあうコミュニティ実践に関わりたいという思いを述べた。
しかし、実際の我々の社会は孤立し、病んでいる。(広井『コミュニティを問いなおす』中公新書2009:207) とくに日本の孤立は厳しい。(広井2009:18) 日本では、福祉は、高齢者の年金と医療に特化し(約75%) 、高齢者の孤独はみすごされがちである。若年者の福祉にいたっては、他国と比べて極めて低い絶望的水準である。
これまで何とかやってこれたのは、農村結合型コミュニティが、経済成長というKnod(結び目)、目標に結びつけられ、会社という擬似コミュニティにbondingしてきたからだ(http://kousyoublog.jp/?eid=2370)。それを失いつつある日本は、異なる集団間の異質な人の結びつきbridgingをいかに作るか、都市型コミュニティづくりで悩んでいる。(広井2009:16)
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