駅すぱーと、駅探、ジョルダン、ナビタイム
公共交通情報、路線検索には、駅すぱーと、ジョルダン、ナビタイム、それに駅探がある。
駅すぱーとは路線掲示による通勤料金検索をパッケージで提供するヴァル研究所が開発したものであり、google,YAHOOといった検索エンジンに情報を提供し、無償でPC路線検索、携帯路線検索のサービスを行っている。大変便利で、何時に着くかがわかるので、私の自動車離れの一因となった。最近は、バス情報も(一部)入りようになり、ますます便利になりつつある。一度、偕楽園(水戸)から晴海埠頭まで、足摺岬から室戸岬まで検索してほしい。最近、東京都市圏の鉄道路線図を携帯に無償で掲載したところ、第4位のヒットになったという。
みんな、わからないから鉄道やバスの乗らないという側面も多い。
一方、ジョルダンは、goo(NTT)やniftyに、駅探はライブドア、BIGLOBE、エキサイトに、ASP(データベースがジョルダン、駅探側にあり、その情報を検索エンジンのアプリケーションを通じて提供する)サービスを提供している。
一方で、ナビタイムは独自に開発したデータベースをカーナビ的に使えるようにしていこうとしている。AUのオフィシャルサイトでイージーナビウォークを展開しようとしている。
ASPは、開発費用が数千万円必要なので、一定の課金(駅探で100円/月)かかるが、PCは無料である。会員だと携帯でもバスのりばなどが示され、便利で、一度使った人はやめられない。駅の案内所、観光案内所では、必携であろう。
ただし、携帯でも鉄道のみなら、無料で利用できる場合もある。ジョルダンでは、バスゲートということで、携帯でバス情報のみを無償で提供しようとしている。
スマートフォン(アップルはiフォン)の場合、基本はPC同様無料であるが、検索エンジンのなかで路線検索を見つけ出し大きく引き伸ばす手間を考えれば、会員になる手もある。
NTTなどアンドロイド系のスマートフォンの場合、世界シェアは大きいが、日本では、現在のところ広がりがない。
これらプロバイダーに、いかにスマートにバス情報を提供し、かつ、利用者無償情報を提供して乗ってもらうか、しかも、一定の投資をしたパッケージ情報販売の会社も、ASPの会社にも、そのビジネス促進になるようにしたい。
そうして、そのシステムを鉄道・バスなどの輸出のときに、個別の車両、個別の線路や車庫ではなく、安全システムと情報サービスを含めて、一括で販売できるようにできればと思っている。
運輸政策機構さん、どうですか?
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