土地を私物化しない町は栄える②
順位 名称 申告所得
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1 創価学会 181億1500万円
2 明治神宮 16億8700万円
3 月窓寺* 4億900万円
4 蓮乗寺* 3億8800万円
5 浅草寺 3億2100万円
6 霊波之光協会 3億1900万円
7 靖國神社 3億1800万円
8 顕正会 2億9300万円
9 光専寺* 2億6900万円
10 日本基督教団三崎町教会 2億5800万円
今、首都圏で一番、住みたい町トップの吉祥寺。その商店街の地主であるお寺(*)が、3位、4位、9位とランクインしている。http://www.y-kawana.jp/news/kitijyouji01.html
1899(明治32)年、まだ私鉄であった甲武鉄道吉祥寺駅として開業。甲武鉄道の当初案としては、五日市街道と交差し、江戸時代から栄えていた本宿地区(現在の吉祥寺駅から500mくらい新宿寄り、本宿に対する新宿)に駅を開設したかった。しかし、地主の反対で挫折。やむなく四軒寺(安養寺・光専寺・蓮乗寺・月窓寺)の協力を得て、お寺の所有地であったところに駅を開設した。これが現在の吉祥寺駅。そうした経緯から、吉祥寺駅前の土地は、現在でもその多くが四軒寺(特にサンロード西友前にある月窓寺)の所有地であり、地上げや立ち退き、強制手段を伴う再開発とは無縁だった。よく「お寺さんは大地主だから良いナ」なんていうヤキモチの声も聞きますが、そもそもお寺の協力があったればこその吉祥寺駅なのです。http://www.kariginu.jp/chu-8.htm
だから、吉祥寺の元気な通りは、ナショナルチェーンが入らず、魅力的だと、藻谷さん@日本政策投資銀行 の講演で教えてもらった。
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