« 炭素本位制、土地本位制、人間本位制 | トップページ | アウトリーチ・ワークショップ »

2011年2月 4日 (金)

EVカーシェアリング ORIX vs Times24

 最近よく耳にする「カーシェアリング」。複数の人間て車を共有することで、ヨーロッパて広かり、日本では12年ほど前から、政府による環境社会実験としてスタートしました。
 カーシェアリングには、月額基本料金とICカードが必要ですが、カソリン代・自動車保険料込みで、料金は15分単位200円程度。携帯電話やインターネット、電話で予約をし、拠点(駐車場など)では、事務手続きいらずで簡単に自動車を利用できます。最近では、買い物や子供の塾の送り迎えなどに利用する女性も増加。駐車場代がかからず、メンテナンスの心配がない点がうけているようてす。
 現在、オリックス自動車の「オリックスカーシェア」、マツダレンタカー(パーク24[Times24運営・時間貸駐車場トップ企業・配下)の「タイムズプラス」をはじめ、全国で20社以上が参入。各社とも年々拠点と保有台数を拡大しており、タイムズプラスは、10月までに大阪・神戸・京都で、約750台を新たに配備する予定です。独自のサービスも充実。例えば、高級輸入車を導入している(タイムズプラス)、UR賃貸と提携(タイムズプラス)、電鉄や大型ショッピンクモールと提携(オリックスカーシェア)など、特徴づけを強化。また、夜間6時間の割安パック商品を出しているタイムスプラスズ、lCカ-ド発行料を1480円から1000円に値下げしたオリツクスカーシエアなど、料金面てもシンプルかつ低価格化がすすんでいます。
 大阪市では、マツダレンタカー、パーク24、オリエンタルコンサルタンツとともに、3月31日(木)まで、市内5ヵ所のタイムズプラスで、電気自動車(EV)を,設置し、利用状況や利用者の声を収集する「EVカーシェアリングモデル事業」を展開。タイムズプラスでは、「期間終了後も電気自動車を置く方針」と話します。
 さらに、オリックス自動車、日本ユニシス、イード、JCBが大阪府とともに、3年計画の「電気自動車共同利用事業プロシェクト」を発足。まずは3月をめどに、日産リーフ12台を導入し、3年後には約50台のEVの導入を計画しています。
 今後、企業行政の連携か強まれば、車は保有するのではなく、共有する時代がやってくるかもしれませんね。(『リビング』2011/2/5,ランケイリビング社)

【参考】http://www.park24.co.jp/japanese/pressrelease/newsobj1869.cfm
タイムズプラス料金体系

料金体系

法人プラン

個人

カード発行料

1,500

1,500

月額基本料金

無料

1,000
(無料利用分1,000円)

利用料金

ベーシック
(国産車ハイブリッド車含)

200/15

プレミアム(輸入車)

400/15

全国のステーション数・設置台数(201012月末現在)
  936カ所 1,256

 

 

 

 

|

« 炭素本位制、土地本位制、人間本位制 | トップページ | アウトリーチ・ワークショップ »

環境」カテゴリの記事