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2011年1月28日 (金)

80番ー82番札所:うどんとみち草

25日、四国バス情報見える化で四国のほとんどのバス事業者と、共通情報提供について議論。27日は、広島で市民を交えた交通連携を議論してきた。真ん中の26日は、お遍路3回目区切り打ちを1日25km、軽く歩いた。

高松市の西隣・国分寺町の讃岐国分寺から急坂を登り山上の遍路道を81番白峯寺、打ち戻って82番根香(ねごろ)寺、さらに打ち戻って急坂を降り、国分寺に戻った。
 地域調査・議論の合間なので、杖や笠、おいづる(白衣)や納経帖もお経もないまま、形式よりも心と思い廻った。冬は誰も遍路をしていない。大師堂に納経所兼売店があり、管理のおばさんは「お遍路さんも都合があるもんね」と線香の香炉、蝋燭立を掃除している。
 さすがに、誰も居ない大師堂で、平服のままお経をあげるのは勇気がいる。半熟遍路としては、思わず新しいお経を買ってしまった。当然、経は空に暗じているが、経がないと不安。 一人なので、当然、納経所のおばさんの耳に入る。いい加減に、読経するのは恥ずかしい。通常は先を急ぎ、早口で唱える経を、今回は経本を開き、ゆっくりと文字の意味をかみしめつつ丁寧にとなえ、子どものこと親のこと、お大師様に話してみた。
 納経の朱印も要らないといえば要らないが、やっぱり欲しい。納経帖がないがというと、紙に墨書して朱印したものをいただけた。形式もやっぱり必要だなあと再認識。
 読経で、だんだん体が温まってきた。この勢いで山を登ると、遍路道を掃除しつつ、小鳥に餌をやっている退職夫婦に出会った。勧められてかぼちゃの種を掌にのせていると、やまがらが手にのる。見上げると、数羽の小鳥が次をねらっている。冬の山は、小鳥と出会うには格好なのかもしれない。

Img_0234 
 82番根香寺には、牛鬼の伝説があり、この鬼が退治されたから、麓には鬼無村がある。

 山上、81番札所と82番の間に、みち草という食堂がある。夏の通し遍路の時には、ここの「氷」の文字に引かれて休憩したとき、大変だろうと2ℓのお茶を接待いただいた所だ。誰もいない食堂で夏のお礼を述べつつ、カレーにおでんの汁を入れつつ、いただく。遍路のときは、何を食べても至上に旨い。おばちゃんは、山の店がないと困ると言ってくれる人がいるから、やめれないと笑う。最近、英語の遍路本が出て、外国人お遍路さんが増えたという。先日、中国系米国人が来たという。
 坂を下りると、次の電車まで30分ある。夕食には早いが、これまた夏に御世話になった、国分寺門前、踏切脇の三嶋うどん店に行く。素うどんに天ぷらを入れる。昆布の天ぷらなど面白く見ていると、「何でも目についたもの2品入れなさい。(440円のところ)400円にしたげるから。目についたものは食べないと(もったいない)」とすすめる。夏も、この調子で、お茶をたっぷり御世話になった。そのお礼を言うと「商売だけでやっとるんと違うんよ。みんなが、おいしいって言ってくれるから、やってるの」と、いつもの三嶋うどん店節。
 楽しい会話をいただき、急いで駅に走る。おばちゃんの話に気をとられ、電車の時間を忘れるところだった。Img_02361

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