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2010年11月16日 (火)

市民協働の市民の代表制は誰か

参画と協働というが、実際は、審議会などに自治会連合代表なんかを「参列」させて、いかにも市民代表の体裁をとっている。多くの会議では、こうした長老は寝ていることも多い。発言を求められると、敬老パスは続けて欲しいと嘆願するのみ。
 自治連会長が元議員長老というところもある。歳費報酬をもらっている議員の代表制と、ボランタリーな自治会役員の代表性を、どう判断すべきか?退職名誉職としての委員で良いのか?

 環境や交通の審議会・協議会では、熱心な「電気消しましょ」環境オタクの爺の代表が、「原子力を環境計画にどう位置づけるか」とか言い出す。
【アンタが勉強してることはヨーーーわかった、が、今は地域の計画。そんなもん、地域の温暖化防止計画に入れられるわけがないだろ!知ったかぶりの評論は時間の無駄や】
 交通マニアのNPOが市民代表になることも多く、やたら知識をひけらかす。欲しいのは、生活者的視点であって、TV受け売りのあんたの知識ではない。
 環境マニア、交通オタクのなかには、少し病的に細部にこだわることがあり、一人の暴発で協議会が一気に混乱することもある。

協議会等において、市民の参画をすすめるにはどうすれば良いのか、議会との役割分担をどうすれば良いのか、難しい課題である。名古屋市長のように、議員の歳費を半額にし、議員の数を減らせば良いというものではない。それは置くとして、前者:市民の代表性はどのように担保すべきか?難しい課題である。

私は、個別の地域で個々のテーマ(環境、交通、福祉、子育て、まちづくり、観光など)コミュニティ・マネージメントを担っている団体(協働者)に、一定の社会実験委託を含めて協議会参加に応募いただくのが妥当と考えている。
 役人や企業・事業者、それに議員は仕事として協議会に来ている。会社はコストを負担している。なのに、市民に無償でボランタリーに協議会に招くのでは、充分な議論を期待するほうが、虫が良すぎる。
とはいうものの、これでは気軽に審議会、協議会が開けない。

 が、報酬はなくとも市民的智恵を出していただく、参画していただくことは、必要かもしれない。特定の団体、個人を安易に指定せず、作文・ワークショップで公募・選考し、意欲と市民センスのある方に御願いするという手もあるのではなかろうか。
 本日、広島で交通連携。公募した市民委員と会議の前に、中国運輸局環境交通部長室で、一緒にお茶を飲んで、少し自由な意見交換をしてみようと思う。選考後の出席市民のセンス、能力発揮、やる気の醸成も重要であろう。
そのあたりのマネージメント、按配も座長の見識であろう。これからの学識には、そういうバランス感覚も必要ではなかろうか。

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