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2010年11月24日 (水)

地域からの行政改革「大阪をあきらめない」

天王寺区地域懇談会のコーディネーターをした。町振興会など多様な地域組織が連携して子育てや高齢者福祉などの安心活動をしている活動や、子どもたちの地域愛着心を育てる地域活動をしている活動の紹介があった。
 平松市長は、こうした膝詰め座談を常時展開し、局長以下、市職員も地域に出向き、市民の思いに耳を傾けている。
 ただ、橋本知事の大阪市役所解体:大阪都構想、そのための地域政党維新の会のセンセーショナルな動きがあり、これに異論、市長、強い発信をの発言が多く出た。
 しかし、自由意見では大阪都構想関連は20%ほどで、大方は地域活動でどのようにマンション住民と連携するのか、役所の対応が縦割りで地域活動の展開が困難であるとか、地域に根の生えた議論であった。
 市長は、「大阪をあきらめない」と表現し、ともすればTVに影響されて評論家的となり、大きな力に期待しがちなムードを戒め、地域力の向上、その議論が市政改革を支えると、現状での行政改革の成果を訴えた。

大阪市役所をとりまく不効率、職員の不正には、根深いものがある。議会の課題も多い。橋本知事が市役所に乗り込んで解体するしかないというのも一つの意見である。名古屋では、河村市長が議員報酬半減、減税で闘い、大村(自民)議員と連携して知事選を闘おうという動きもある。
 しかし、地道に地域活動をもっと掘り起こし、強い地域活動を基礎に、市政改革を市民と一緒にすすめようという平松市長の考え方もある。そもそも、課題が山積だからといって、知名度のある英雄が出てきて、自治体を力づくで解体しようというのは、地方主権のあり方から言って妥当だろうか?ヒットラーじゃあるまいし・・・。

政治がどう動こうが、地域の安心と愛着心を育てる市民をもっと増やす、強くすることが重要で、それなしに大阪はどっちみち不正の温床や、アカンと評論家気取りで見限ることはやめてほしいと市長は訴えている。
 これに対して、多くの市民が大阪への愛着心、活動の継続を議論した。
大阪市役所という重病患者を、手術と抗生物質で対処するのか、体力増強免疫力強化と漢方薬で治癒するのか、という議論であろう。
抗生物質の多様は、多剤耐性菌を産み、さらなる医療課題を産むこともある。抗癌剤と癌検査は、人々の免疫力、治癒力を落とし、何よりも生きる気力を殺がことがある。
【2010年1月3日本ブログ、森栗茂一 「研究ノート 聞書き「玉川温泉生活誌」~末期がん患者の集まる温泉から~」『開発と環境』第6号、2004年、大阪外国語大学開発環境講座

昨日の天王寺区の議論を見る限り、まだまだ連携した市民活動の可能性はあり、そこから行政改革も含めた議論をする余地はある。市長もその勝算を持っている。私は、平松市長が、環境局の不正や、交通局の赤字体質を、市民議論で行政改革しようとするなら、その動きを信じたいと思う。
 

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