歩く街城崎、玄さん、コウノトリ、城下町サイクリング
城崎温泉に泊まった。川沿い柳並木と玄武岩石積を歩き、胃腸に良いようでつれあいが呑湯した。翌日、玄武洞キャラ玄さんのモデルである観光課長のご案内で世界ジオパークの中心、玄武洞を見学。過去にも来たが記憶がない。地学的な説明ではなく、その美しさ、地球創造物の不思議さを課長から伺って、感動した。地元の方も玄さんキャラを活かしている。
地元の方が農地や湿原を保全し、コウノトリが育つ有機米が売れると、地元がだんだん自信をもってくる。地場産品の鞄の自動販売機もあった。畑でも保護餌場でもコウノトリが見られた。(写真は放鳥後の慣らしの餌場〈と餌を狙う鷺〉と近自然工法の水路、左奥にコウノトリがいる)
その後、出石で復活した永楽座で歌舞伎を見た。生の舞台を地元が一生懸命支えている。その後、観光ガイドの案内で自転車で城跡、沢庵寺やススキ原を廻った。
豊岡は、広域合併して、城崎、玄武洞、コウノトリ、出石とが連携し、とても楽しい観光地になっていた。地元住民が、そのことに誇りを持ち出し、楽しそうに観光に関わっているのが興味深い。
湯が良かったのか、つれあいに少し食欲が出てきたようである。
元気な町に出かけて、元気にしてもらう。豊岡城崎出石は、そんな町である。
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