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2010年11月 9日 (火)

褒貶毀誉は世評に委す

Saitotakao 昔、大阪外大が、独立行政法人で経営が苦しくなった時、開発環境講座など不必要、語学だけで良いと言われて、研究費没収など、苛められた。その時、私は大学を辞めて異なる人生を歩もうとお遍路に出たのだ。当時は、博士審査を御願いしていた宮田登先生が逝去され、苦しかった。そのとき頼まれたのがくるくるバスのコーディネート。無償で、一生懸命、地域の未来を住民と共に考えた。当時、座右にしたのが、軍縮演説をして衆議院除名となった斎藤隆夫の「褒貶毀誉は世評に委す」であった。憲政会館で軸を見て感動したことがあった。
 その後、大阪外大は経営破綻?で大阪大学に吸収合併され、私は大学院共通科目と社学連携を提供するCSCDに転出、現在はお遍路を授業にしている。
 その斎藤隆夫先生の資料に、ご出身地出石で拝謁した。感慨深いものがあった。

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