« 多様な集団による温暖化防止ワークショップ | トップページ | 首都圏のコミバスと方面別近距離乗合タクシー »

2010年7月22日 (木)

バリアフリーから協働型交通まちづくりへ

首都圏の福祉先進都市に招かれた。駅のバリアフリー、バスの低床化、コミュニティバス網などが整備されている。しかし、
①コミバスが税金を投入して100円なのに、税金を投入していない路線バス沿線の住民は高い料金。不公平。
②田園地帯からもコミバスの要望があるが、利用者が少ないので、充分な本数が確保できず、赤字がかさむ。
③市の施設を満遍なく巡り、くねくね曲がって利用しづらい路線を、時間・経費的に効率化したい。
という課題がある。
 私は、
70年代ばらまき福祉措置=敬老無料パスの時代
90年代福祉サービス=100円コミバスの整備
21世紀は地域福祉を住民自らが創造・最大の福祉は地域相互支え合い=協働型交通まちづくり
と指摘し、住民の覚悟、行政の支援を求めた。
 これに対し、市長は「交通まちづくりを重点施策にする」と発言した。ところが、会議は紛糾した。
 コミバスの料金・路線の改善、田園地帯での路線的運行の乗合タクシー・デマンド運行の検討をすすめたい交通課とコンサルの思惑と、住民主体の交通まちづくりに気づいた住民委員の意見とがすれ違ったのだ。

担当課には役職の立場がある。路線整備の必要性を相互理解した上で、その整備プロセスで、個々の地域での交通を通じた主体的まちづくりをめざすことが、全体として合意された。
 地域にはいろんな状況がある。協働型交通まちづくりの理念を先行させねばならないことはない。皆で議論して、状況にあわせ、紛糾を推進のエネルギーに変えて、協働型交通まちづくりを進めてもらいたい。

|
|

« 多様な集団による温暖化防止ワークショップ | トップページ | 首都圏のコミバスと方面別近距離乗合タクシー »

交通を活かしたまちづくり」カテゴリの記事