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2010年6月 8日 (火)

それで良いのか!団塊ドライブ遍路

2007年、団塊の世代、700万人が一斉に定年を迎えた。高野山の徒歩参道の九度山駅に、多くの定年男性が突然現れ、驚嘆したことを覚えている。
 蕎麦を打って得意げになっているのはかわいいものだが、高速道路を1000円でぶっ飛ばして、クルマ泊まり6日間で脱兎・スタンプラリーのごとく納経印を受ける。坂東三十三箇所、西国三十三箇所、その次が四国か。
一人で、納経帳、おいずる、掛け軸用紙、プレゼント用の掛け軸用紙と、たくさんの朱印×300円を納めてくれるから、札所寺院としては、門前町を歩き遍路に警笛を鳴らして押し入るクルマには無料駐車場を確保している。どうしても駐車場を確保できない寺は、境内を全部駐車場にしてしまった。駐車場のなかで鐘をつき、駐車場から犬を連れ、タバコを吸いながら、駐車場端のお堂で朱印。拝んでいる余裕はない。5時の納経時間までに効率的に回らねばならないから、ぶっぱなして暴走遍路。夜は、自慢のクルマのソファーを横にして、アイドリングで空調をいれすごし、コンビニで食事をして7時からスタンプに奔走。駐車場が近くにない寺では、民家の前に停め、注意される札所寺に抗議の電話を携帯から入れる。

弟子某甲盡未来際不悪口と十善戒で誓っているのであるが、見たこと聞いたことをまとめると以上のようになる。団塊世代が目につくだけで統計をとったわけではない。ただ、これらのドライバーが、四国の人々のお遍路さんに寄せる信頼、相互理解と帰依のコミュニケーション文化を破壊していることは間違いない。CO2とゴミ、排泄物、道路危険を四国に置いて、宿泊料もJR四国やバス会社にも一銭も出さず、山間の寺で道路維持費を求められると「高い駐車場や」と毒づき、お遍路コミュニケーション文化と門前景観、境内景観を破壊する団塊ドライブ遍路が爆発的に増殖している。

それで良いのか団塊ドライブ遍路と、うっかり悪口が口につくのも、団塊の一つ下・ポスト団塊、現役のなかで思うところあって歩いている私の修練のなさのせいかもしれないが、それにしてもひどいドライバーが多い。

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