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2010年6月26日 (土)

【交通まちコミ6月28日資料】

「温暖化とまちづくり(環境省)」 を読んできておいてください。議論します。
■人口集中地区(DID)の人口密度が低い地域ほど、自動車分担率が高く、一人当たりの旅客運輸部門の二酸化炭素排出量が多い
■沿道開発と一体となった道路整備が、住宅や商業施設などの立地を促し、都市機能を拡散させ、更なる自動車交通需要を誘発し、いわば「道路が道路を呼ぶ」状況
■都市機能の拡散は、環境負荷の増大だけでなく、中心市街地の疲弊、廃棄物収集、福祉サービス等の行政コストの増加に伴う財政収支の悪化、自家用車を運転できない人の移動手段の確保、自動車分担率の増加に伴う交通事故の増加等の他の諸問題を引き起こしている。
■誘発交通を十分考慮し、「渋滞解消のための道路整備」から「自動車交通需要の抑制」を図る。
■自動車利用者が負担すべき「環境損傷」「空間損傷」4などの社会的費用等を踏まえ、「歩行者・自転車、LRT、大規模緑地、風の道等」のための道路空間の整備、公共交通機関への支援、自転車利用の促進を図る。
■「環境とまちづくり」に関する情報の提供・普及啓発、専門的知見を持つ人材の育成・活用を図りながら、住民参加型のまちづくりを行っていく。

だから、この授業の議論は、専門家のコミュニケーション力向上、専門家市民として知識向上のみならず、これからのまちづくりに必要な人材育成の専門教育としても価値がある。専門教育として価値があるから、専門家教養科目としても有意味なのだ。ねっ!、社会的費用やマネージメントの思考が何で必要か、わかったやろ!

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