共食
土日、まちなかに出る授業で、昼食を食堂でとらず、市場やスーパーで個々に買い物をして、それをシェアして食べる実験をした。飲み物は、私が自宅で2ℓペットボトル2本をいれ、紙コップとともに持参した。
世話好きの学生は菓子類が多いし、クラッカーにサラダを乗せて飾ろうとする夢のある学生もいた。イチゴだけを買う者、和菓子を買う学生、やたら油モノばかりの者・・・。ベトナムの留学生は白飯を買っていた。
一緒にわいわい食べて語り合うなかで、共食のデザインが描かれ、相互のコミュニケーションがすすむ。酒は無くとも相互理解が深まる。
まちなかや、青空の下で授業をし、食べながら飲みながら個々の専門の相互理解も含め語り合うことは、大学院のコミュニケーション科目としては重要なことだと思う。相互の理解無くして、教育はありえない。
楽しかった。
履修登録は2週間ある。最初の授業に参加してくれた学生が、口コミで他の学生を呼び込んでくれることを期待している。そのときは、月曜午後のオフィースアワーか、18時以降、またはその他の時間に個別に研究室に来てもらって議論することで、履修を認めたい。
学生相互の積極的な口コミを期待する。
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