大阪川遊覧にはまった
大阪は八百八橋と言いながら、都市を遊覧する船が充分ではなかった。道頓堀川や東横堀川が汚れて異臭をはなっていたこともあり、高速道路が川の上をとおり、西横堀川にいたっては埋め立てられて高速道路と駐車場になっている。
ところが、最近、道頓堀川沿いの遊歩道が一部完成し、遊覧船が行き来するようになった。日曜日に、なんばの湊町から乗って、東横堀川を経て、多くの美しい橋を巡り、水門をくぐって水位を下げて淀川に出て、大阪城まで乗った。昔に比べれば水も綺麗で、青鷺が魚をねらっていたり、浄化テストで真珠の養殖をしている。
昨日は、落語家と行く海の環状線120分に乗った。落語家の話しを聞きながら遊覧するのも面白いが、この船、低い橋が来ると、客席のある部分が沈み、何と川の中を半分沈んでいく。目の前を波が行く。屋根はスライドで開き、空くときはなぜかサンダーバードの音が響く。
桂吉の丞さんの場づくりでとても盛り上がり、新潟・静岡・東京からこられた方と楽しいひとときだった。ただ、松島遊郭や川口居留地、大阪大学中之島キャンパス、高麗橋や適塾など、もう少し丁寧な説明が欲しかった。なんばのグリコの看板の前で泊って、記念写真をとってくれるのは嬉しい。沿岸の人や橋の上の人と手を振って交流するのも楽しい。大阪も、だんだん魅力的な町になってきた。このクルーズは面白い。
次は桜の季節に乗りたい。
http://www.ipponmatsu.co.jp/gallery/ship_introduction/detail02.html
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